勘違いで勝てりゃ世話はない。

 寒の中休みもどうやら終了。
 今週は冬らしい冬が返ってくる模様。

 厳しいとか思わない。これが普通なんだと思おう。
 寒さを乗り切る覚悟を決める日曜日。恒例のヒーロータイムである。


 『仮面ライダービルド』。猿渡ら北都の面々の素性が明かされた今回。彼らにも止むに止まれぬ事情があるってことはまぁ、分かりきっていたんだけれど。それ故に悪意の走狗とならざるを得ないのは歯痒いところ。三羽ガラスに死亡フラグが立ってしまった分殊更に「正義」を言い立てる平成でも珍しい本作で異なる「正義」の対立を描くのは当然の帰結なのかも知れない。そんな彼らを煽り続けるスターク。彼が言う「成長を促してる」って目的に実は何の裏もないとしたら…彼は火星で何らかの宇宙意思みたいなものに出会い、人類全体の進化の促進を自己に任じるようになったとか、そういう話なのかねぇ。そのために個人の生命さえ天秤に乗せるのは悪と捉えられても致し方ないのだろうけれど。自身さえも最終的に礎にすることは既に織り込み済みなんだろうねぇ。三人のライダー其々「悪い奴」は一人もいない分、誰かの思惑で転がされ続けているのはあまりにも切ない。


 『宇宙戦隊キュウレンジャー』。結局救いようもないほど闇堕ちしていたクエルボはツルギに討たれて灰と消え、そのツルギはドン・アルマゲの新たな依り代としてラスボス化。これが三条脚本とかだったらツルギの中で浄化されてしまうとかだったんだけれどねぇ(ヒュンケルかい)。しかしとにかく「諦めない」で押し通すラッキー。正直ウザくなってきた。ヒーローとしては正しい姿勢なのかも知れないけど、何だか嫌じゃ嫌じゃと駄々こねてるだけに見えてきてねぇ。クエルボの方はあっさり見捨てた分余計に。おかげで事態は悪いほう悪いほうに進んでゆく。信じてるだけで上手くいくんならインパール作戦だって成功するんだよ?精神論ばっか唱えるのには危うさすら覚える。こういう見方しか出来なくなったら、ヒーローものなんて楽しめなくなるのかもしれない。

寒波に熱く。

 北半球で猛威を振るうコールドウェーブの余波が列島にも及んできた週末。
 在所は結構降雪のある地方だが、今回はさしたる雪もなくて一安心。

 だが厳冬はまだもう少し続く。花咲く季節が恋しい日曜日、恒例のヒーロータイム。


 『仮面ライダービルド』。北都からやって来た三人目のライダー、猿渡一海の本領発揮回。…っていうかノリが音やんとあんまり変わらないよ!熱い本性を軽妙な言動に隠した曲者。その背景には戦兎と似通ったものがあり北都の首相とは何らかの取引で繋がっているのみの模様。だからと言って戦兎や万丈にシンパシーの類を一切持たない様子なのはそれだけ背負うものが重いが故か。…とか思ったらまさかのネットアイドルみーたんファン…だけなのかなぁ、本当に。出てくるキャラの物言いをどこまであてにしていいのかさっぱり分からんこの番組。とりあえず、前回みたいなバリバリ戦時中描写は以降行われずいつものノリに戻るんだろうな。まぁ止む無し。

 『宇宙戦隊キュウレンジャー』。過去の遺物。過去の確執。その象徴ともいえる300年前の伝説上の存在ツルギとクエルボ。抗えぬ死に瀕したツルギはそれでも過去から未来を見つめる新世代の救世主に思いを託す、という王道のクライマックスである。正直「信じている」という思い込みだけで全ての無理を押し通そうとする姿勢は好きになれんのだが、子供番組でその辺筋道だてる必要もないんだかどうなんだか。正直意識は後番組にすでに惹かれている状況。見た目は色々派手だが結局あまり乗れなかったなぁ。残り3話でその辺ひっくり返してくれるのかどうか。

心火と進化。

IMG_1973.jpg
 七日正月定期。
 この正月は結構胃腸に来たので、この優しさが有り難い。


 さてそんなわけで今年最初の日曜日。
 恒例のヒーロータイムも帰って来たぞ。


 『仮面ライダービルド』。遂に始まってしまった。「仮面ライダー」シリーズ始まって以来の国家間戦争。その事態に人外の戦闘能力を持ったヒーローはどう向き合うのかを問う。ライダーは戦争の道具ではないと突っぱねるある意味元凶である戦兎は何というか、核兵器開発の出発点になってしまったアインシュタイン博士のような立ち位置なのか。…結局は戦火に巻かれる人々を捨てては置けないと北都の尖兵とまみえることになるわけだが…う~ん何だかもやもやする。外敵に抗するためには戦うも止む無しって姿勢を奨励するのは。ただの兵器とは違うところをどうにか表現してくれんと何らかのプロバガンダの意図を穿ち見てしまうぞ。そう思っている一方登場した新ライダーの人。『キバ』から丸10年経ってるのに全然変わらんな音やんパパ。こちらはどうやら国家の思惑とは別のモチベーションで動いている様子の人物。その在り方が、今後の展開のキモか。


 『宇宙戦隊キュウレンジャー』。一応年始の総集編的にこれまでの歩みを振り返るEPでもあったか。決戦に向けて最後のクエストの提示を行う。そして予想通り、ラスボスの素顔はまたしても知り合い。探し物と身内争いだけで話が進んでいるなどと言われているが全く擁護が出来ない。つくづくスケールが大きいんだか小さいんだか分からん状態のままお話はある意味始まりの星地球へ回帰。もう割とどうでもよくなりつつどうやら残り4話。

隠れた異色作。

 在所の地方局は最近特撮番組の再放送に余念がない。

 ライダーや戦隊の再放送を夕飯時にやっているかと思えば、深夜枠には黎明期のウルトラシリーズなんかをやってたり。
 一昨年の『ウルトラマン』に始まり、『ウルトラQ(総天然色版)』を経て去年の春からは『ウルトラセブン』を放映していた。

 その『セブン』放映が年内に終了し(終盤九話を二日間で一気に消化と言う強行軍だった)、次も何か来るのかなと思ってたら…


 なんとびっくり『ウルトラセブンX』が開始とのことだ。


 割と最近作かと思ったら、
 もう十年前の作品なんだな、これ。


 オリジナル『セブン』と比べても殊更にダークな大人向け特撮番組。
 SF寓話的側面も強いこの作品、今見るとどんな印象を受けるか。ちょっと楽しみ。

雨は夜更け過ぎに。

 雪へと変わりそうにない。
 そんな天候の聖夜である。

 24日も夕方近くになるとケーキ屋の前に車の列が出来たりするのな。
 パティシエが1年で一番忙しくなる日。何とかうちの分は確保。
 IMG_1947.jpg
 ケーキ喰ってワインでも飲んで。楽しく過ごす日曜日。
 今年最後の、ヒーロータイムレビュウである。


 『仮面ライダービルド』。遂に知らしめるところとなった主人公桐生戦兎の正体…なのだが。こうまでアイデンティティをどうとでもできる奴がいてしまったら何が本当のことなんだかそれでもわかんなくなるのが困りもの。自身が諸悪の根源だと「トータル・リコール」ばりに悩むわけだが。消えてしまった過去よりもそれ以降歩んできた今の自分、と新たなアイデンティティを奮い立たせるわけだね。そもそも記憶を消される寸前の葛城はファウストを抜けたがってたみたいだし、ネビュラガスの魔力に憑りつかれた悪魔の科学者が趣旨を変えることになった何かがあったはずなんだよね。さてもう一方の諸悪の根源たる石動惣一。手に入れたスクラッシュの持ち込み先は何と北都。そうして、事態はライダー史上稀に見る「戦争」状態に突入する。このお話の黒幕の思惑がまた分からなくなってきたところでどうやらお話は一区切り。


 『宇宙戦隊キュウレンジャー』。操り人形親父を救い出すも結局別離することになったり、そのおかげで宇宙消滅の危機を逃れることが出来たり。最終局面の山場をサクサク消化してゆく。詰まる所宇宙か親父かという選択肢を両方選ぶことが出来なかったのはそこまで甘くはなかったってところかね。そんな中ツルギの前でその正体を晒すドン・アルマゲ。それが予想通りのものだとしたら、つくづくキュータマ探しと身内の争いでしか話が進まなかったことになるな。宇宙を股にかけながらちっぽけに過ぎる物語。もうちょっとどうにかならなかったのか。

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