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三代目 大谷鬼次ノ奴江戸兵衛。

玩具/アクションフィギュア(その他)
03 /31 2018
 世界に冠たる人類の至宝たる芸術作品の数々を、
 大胆不敵にもアクションフィギュアにしてしまうアタマのオカしいfigmaシリーズ、
 フリーイングの『テーブル美術館』に久々の新作が登場。

 遂に、日本が世界に誇る浮世絵をフィギュア化するという暴挙を敢行。
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 幻の絵師と言われる東洲斎写楽の手による役者絵の代名詞がその生贄モチーフとなった。

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 河原崎座の「恋女房染分手綱」に取材。この演目の敵役である鷲塚八平次の手下の一人を描いたもの。
 悪役キャラクターならではの緊張感を見事に表現した傑作。

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 …バストショットしかない人物画の全身なんてよく作ったものだよね。

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 どう考えても写実からは程遠い絵柄の顔を立体化するという無茶をやらかしているが、どの角度から見ても破綻はない。

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 かなりケレンの利いた手の表情が評判だが、さすがにそれを立体化するのは難しかったか。

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 下半身は言ってしまえば捏造。
 尻を絡げて褌を晒した格好は実際の舞台衣装に取材したものか。
 脚の表現なども浮世絵の全身画を参考にしたと思われる。

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 着物には丸屋の定紋。

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 背景部分は『叫び』と同じくプラ枠のついたボードで、スタンドに立てて使用。

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 着物の袖に腕を通した状態の上半身が付属。
 固定上半身から下腕を移してくる必要あり。
 これでフル可動状態になる。

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 全身のバランスを考慮したやや小さめの頭部も付属。
 可動フィギュアとは相性の悪い着物姿だが巧妙に処理。

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 固定上半身から袖だけを差し替えて懐手状態も再現出来たりする。

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 帯には刀を取り付けることが出来る。
 浪人なのか二本差し。妙に豪華な拵えだがまぁ演劇用小道具ってことで。

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 柄を外し、抜き身を持たせて抜刀状態も再現可能。

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 役柄には不相応かもだが見得を切らせてみる。
 褌の前垂れのせいで下半身の可動が難だが、何気に可動性能も優秀なのだ。

 誰も想像できなかった「動く浮世絵」を見事に実現してしまった狂気の一作。
 妥協のない作りこみの上オプションもサービス精神旺盛でかなり遊べてしまうから悔しい。

 さて、次に予定されているのも日本画。また酷い題材を選んでるなぁ…

 

 
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A.V.S.&ドラティア

 脳味噌無駄遣い道を探求する共謀者たち・一退役兵とドラティアが関西辺境から世界を睥睨しつつ発信するためにならないブログ。

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