2017/07/06

荒ぶる古龍。

 史上、人類を見舞った災害数あれど。
 もっとも古くからの脅威といえば、やはり「水害」なのではないかと思う。

 
 旧約聖書のノアのみならず、世界中の神話伝承には必ずと言っていいほど洪水の物語がある。
 日本においても八岐大蛇は斐伊川の氾濫を示すという説があるし。
 しかも、地震や火山の噴火などとは頻度が違う。
 地域によっては毎年のように起きていたことなのだ。

 大きな河川に沿って生まれ育った文明史は、そのまま水との戦いの歴史であると言ってもいいのだろう。


 ―そして現代。
 未だに水害は、人類を苛む大きな災禍であり続けている。
 水利が過去より飛躍的に発展してなお、それを上回るような気象の猛威が起こり始めているからか。

 流動する巨大な質量と言うものは、かくのごとく御しがたいものなのだ。


 福岡の大雨の災禍に遭った方々に心からお見舞い申し上げる。
 史上もっとも古い形の神は、未だに我らの前に横たわっているのだ。
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A.V.S.&ドラティア

 脳味噌無駄遣い道を探求する共謀者たち・一退役兵とドラティアが関西辺境から世界を睥睨しつつ発信するためにならないブログ。

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