忘れた頃に。

 熊本で発生した群発地震からはや丸1年である。
 決して忘れてはならない事実でありながら結構忘れられがちな「日本は地震国」という事柄。それをまた知らしめた日の一つ。
 1.17や3.11ほどに人的被害は多くなかったかも知れないが。逆に言えばそれだけ今なおその災禍の影響を引きずっている人が多いということで。

 何と言うか、こう。
 こういう際「いっそ死んでしまったほうがマシ」とか思えてしまうような社会って、何も起きなかったとしても決して幸福とは言えないのではないだろうか。

 人と社会の真価を問われる災禍。それはいつ誰の元に降りかかるのか分かったものではないのだ。
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