2016/12/15

Homo Vitruvianus

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 誰もが知っている芸術作品の誰も知らない側面を、誰も頼まないのに暴き出す。
 figmaのちょっぴり頭のおかしいシリーズ『テーブル美術館』。
 第4弾はルネサンスの巨人、万能の天才レオナルド・ダ・ヴィンチの手による「ウィトルウィウス的人体図」である。

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 古代ローマの建築家ウィトルウィウスの著書『建築論』の記述を人体に当てはめて描かれたドローイングの男性像。
 「プロポーションの法則」「人体の調和」などとも呼ばれ、人体の理想的なバランスを表していると言われる。

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 羊皮紙にインクで書かれたドローイングを元にした、初の絵画モデルのテーブル美術館。
 大理石像のような質感になっている。
 よって誰も見たことのない後姿も拝むことが可能。

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 元絵の厳めしい顔つきが立体になることでさらに厳つく。

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 そのバランスを証明する円と正方形をあしらった背景部分はシートとして付属。
 figmaスタンドに差し込んで立てることが可能。

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 絵画としてはこれでよいのだが、ものとしては四腕四脚の異形のアクションフィギュア。
 なまじよく動く分奇想天外なポージングが楽しめる。
 ただし、元絵再現の関係上左脚の付き方にだけ癖があるのがちょいと惜しい。

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 胸から上と太腿を交換することで全うな四肢の状態にも差し替え可能。

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 こうするとただの真っ裸のおっさんのフィギュアでしかない。

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 芸術と自然科学の融和を示す名作のはずが。どうしてこうなった。

 何というか。理屈を聞けばなるほどだけど一見異様な絵画を元にした分、シリーズでも最高に狂気を感じる一品になったような。
 彫刻の名作3種を消化した後どんどんフリーダムになってゆく気がする当シリーズのラインナップ。いいぞもっとやれ。
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A.V.S.&ドラティア

 脳味噌無駄遣い道を探求する共謀者たち・一退役兵とドラティアが関西辺境から世界を睥睨しつつ発信するためにならないブログ。

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