共謀空間FC背景

共謀空間FC

とりあえず、相手をぶん殴ろうってとこから出発するのが人間の悪いクセ。

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迷子の兵隊たち。

 半年の準備期間を経て。
 あのアニメコンテンツ最大級のビッグタイトルが、またまた日曜夕方に帰ってきた。

 『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』。
 それまでの『ガンダム』を始めとするロボットアニメにおいて暗黙の了解として黙殺されてきた「十代の青少年がロボットに乗って殺し合いをする」という事柄を、全くの「異常」としてクローズアップしたショッキングな作品である。

 前期2クール放映分が思いの外綺麗にまとまって終了した一方お話としては何も終わっていないという状況故続編が待たれていたが。
 幾許かのブランクをちょうどよい区切りにすることでの再開と相成った。

 お世辞にも人が人として大切にされているとは言えない世界観において。
 ただ搾取されるだけの弱い存在である子供たちがどうにか明るい未来を切り開こうと泥濘の中でもがくこの物語。
 主人公たち「鉄華団」はそんな中、一応の「成功」らしきものを勝ち取った一団として描かれる。

 ただ、彼らの行いが世界全体を多少は良い方向に導けたかと言えばそうでもなく、
 一面においては世界秩序の構造を破壊し却って悪化させてしまったともいえる状況。

 幾多の犠牲を払い血みどろになりながらも切り抜けた事実も、
 傍から見れば「上手い事やりやがった連中」でしかなく、ただ羨望と嫉妬の対象でしかない。
 彼らの根源にある「明日の命をも知れぬような世界を変えたい」という理念は正直ほとんど理解されてはいないという現状。

 きっとこの先放映が春先まで続き、
 主人公たちの運命が極まったとしても、
 世界が優しくなることなど、決してないのだろう。

 それでも。
 昨日よりも、今日よりも、幾分はましな明日が来るようにもがき続ける。
 これはそんな話。

 「ヒーローメカアニメの皮を被った別の何か」という点においてファーストガンダムの正統後継とも個人的には目している本タイトル。
 願わくば、『OO』のように2期で単なる勧善懲悪譚に堕してしまわぬように祈るばかり。
 
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2016/10/03 [12:59]

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