夢の骸。

 最近、様々なメディアで、
 中国の秦朝から唐代、いわゆる『史記』の時代を扱っているものをよく見かける気がする。

 恐らく原因はこれの開催。
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 20世紀最大の考古学的発見とされる始皇帝陵発見に伴い発掘された、兵馬俑の特別展だ。

 これがまぁ。
 秦の時代の文物の展示に始まり、二千年以上昔の人でも現代人と似通ったところがあるんだなぁと思わせてからの
 ご存じ土中から見つかった精巧な陶器の兵隊たちの現実味に乏しい佇まいだよ。
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 ※これらは撮影用のレプリカです

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 何というか、権力を極めた者の狂気すら漂ってくる。

 生前、不老不死の秘術を求めて止まなかったという始皇帝。
 国を興した英傑には違いないのだろうが、基本自分のことしか考えていなかったんじゃないかな。

 始皇帝の死後わずか3年で秦朝は滅んだという。
 この世の財はあの世には持っていけないというが、彼はある意味自分の帝国を冥府まで持って行ってしまったのかも知れない。

 今日我々が見るこれらは、後に残された永遠の夢の残骸なのだ。
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