胎内回帰幻想。

 毎年恒例の関西限定特撮番組周回遅れ、
 本日のイレギュラー放映により帳尻合わせ完了。

 クライマックス近いのに個人的にあんまり盛り上がらない『仮面ライダーゴースト』、
 匂い立つ茶番臭に耐えつつ真今週分レビュウ。

 要するにね。アデルってファザコン以前にマザコン拗らせたでっかい赤ん坊だってことだよね。姉アリアを飼い殺してるのも母親の面影があるからだろうし。だから生きとし生けるものすべてを羊水にして、世界二つを一つのでっかい子宮に作り替えて閉じこもろうとしている。子宮から出たくない赤ん坊にとって、誕生は厭うべき破滅と同義。だから再生という形で再び誕生しようとしているタケルが恐ろしいわけだよね。自分とは違う人々との交流を推し進めるということは、すなわち子宮から出て見知らぬ世界に漕ぎ出すということ。それを拒絶するアデルはタケルが認められない。何となく。すべての「悪」とは幼児性の延長上にあるんじゃないかな、とか思い至った今回なのだった。悪役って、よく見ればでっかい幼児ばっかりじゃない。
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