疑うという罪と信じるという罠。

 「信用」「信頼」という概念は、
 現実においては往々にして「手前勝手な都合で他人を拘束する」行為になってしまいがちなもの。

 兎角、他人は自分にとって都合のいい存在になって欲しいがために、
 人は「信じる」という行為を尊いものとして美化奨励し続けているのだ。



 ・・・という拗けた曲解はさておき。
 人を信じることを奨励し続ける日曜朝のヒーローたちを、今日もレビュウ。


 『動物戦隊ジュウオウジャー』。どうやら警戒心満々な相手でも打ち解けようと諦めない事には定評のあるらしい大和、ザ・ワールドにかかった洗脳すら打ち破るの段。彼がそういう人間になったのには恐らくは根深い理由があるのだろう。ヒーロー的には結構ありきたりな性質ではあるのだけれど、大和の場合そういう境地に至るある意味闇深い経緯がありそうに思えるところが何とも。朝の子供番組でそれは詳しく描かれるのかねぇ。靖子にゃんならやるだろうけど。そんなわけで。案外あっさりジニスの頚木を振りほどいたザ・ワールド=操。次回は敵として登場した新戦士お約束の葛藤に囚われる模様。そして今まで泰然自若とした余裕を崩す事のなかったジニスも、そろそろ下等生物と蔑む地球の住人たちへの見方が変わってくるか。


 『仮面ライダーゴースト』。こちらも信じることの尊さを歌い上げてはいるのだけれど。全体に満ちた茶番感でどうにも見てて苦痛になってくるなぁ。「心を繋ぐ事」への暗黒面への言及も何だか有耶無耶になった感じだし。とりあえず、最後発ゆえに発展しづらいアランが一皮剥けた様子と、一方でアイデンティティが揺るがされるマコトの明暗が本筋上の肝か。アランのかませとなったジャベルもどうやら次回で決着が付く感じ。平成ライダー17作見続けて、今のところ最も見てて何だかなぁって気分にさせられてるのが『ゴースト』だったり。
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