絢爛たる墓場。

 今日から6月。
 英語Juneとはローマ神話の女神ユノに由来すると言う事で、結婚と出産を司る彼女に因み幸福な結婚が出来る月と言われる。ジューン・ブライドとかいうやつだ。

 ―まぁそれはともかく。
 最近の結婚式と言うのはなにやら大掛かりな式場を借り切って盛大に行うのが流行ってるのかね。
 TVCMでもまるでテーマパークのような式場の様子が流れるし、近隣にもちょっとしたお城みたいなのが建っている。

 ―一方で。
 年々結婚するカップル数が最少を更新し続けているのもまた現実。
 あの豪勢さは、生き残りをかけたブライダル業界の必死さの表れでもあるのかね。

 「人生選択の自由」を謳い結婚など考えずに生きてゆこうとする人々が増えていると言う。
 加えて子を産み育てるのがどんどん難しくなってゆくような世の中だ。
 伴侶や子供なんて不良債権でしかなく、その場凌ぎで生きてゆくしかない実情と言うのも決して無関係ではあるまい。

 人間は精神と経済を発展させるあまり、
 生物としての機能を捨てつつあるのかね。
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