非類型コミュニケイション。

 一人ひとり、雑多な価値観を持ってそれでも寄り集まって生きてゆくしかないヒトという生き物。
 それゆえにヒトの世は争いが絶えないのだけれど。

 反面、メンタリティの多少異なる相手とも接触交流を試みようという柔軟さも持っているという事なのかも知れない。

 だからこそ、
 ヒト同士であっても対話がうまくいかない現実を踏まえながら、異種と交流する事を夢見るんじゃないか。


 何だかそんな事にも思いを馳せる、今日の特撮ヒーロータイム。


 『動物戦隊ジュウオウジャー』。何か丁寧に作られている感じで普通に面白いなぁ。多少不本意だろうが人間世界にやってきたジューマンたち、案外物事にこだわらない上相当にフリーダムでヒトの世をそれなりに謳歌。一人離反した難物のこともさして気に留めないほど。一方そんな彼らと人間社会の仲立ちをする事になる大和はそれどころではないようで。どうにかその難物象さんとも一緒にやってゆけないかと模索し誠意を尽くす。テーマがテーマである以上恐らくは避けて通れないであろう「人間はこの世界の野生動物を追いやっている」という点に触れる、予行のようなものかも知れない。暫定的ではあるものの一応の仲間入りを果たした一人と4頭、オープニングナレーションの「ひとつの『群れ』を作った」という言い方が何故か妙に印象的。


 『仮面ライダーゴースト』。命の定義や他者との関係性が人間とは根本的に違う眼魔という存在と、どうにか価値観を共有できないかと思い悩むタケル。あまり戦闘的でない怪人と接触を図るパターンによりそのスタンスを際立たせる。今では関係性の決定的な齟齬の象徴ともなっているマコトとアランの状況に、それは一石を投じる事になるのか。何のかんの言って順調に仲間入りフラグを積んでいるアラン、決定的な契機をもたらすのはタケルか、カノンか、それとも。
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