功罪のバランス。

 昨夜放映の『ウルトラマン』がね、「人間標本5・6」だったのよ。
 そう、あの大変気色悪い三面怪人ダダ登場のEPね。

 あの話ってバス転落事故で始まるんだよね。
 時期的にクリティカル過ぎてちょっと洒落にならないものを覚えたのだった。
 まぁ、自粛されるよりはいいけどね。

 ―さておき。 
 交通事故としては近年稀に見る惨事となった件のスキーバス転落。
 詳細はまだ不明だが、運転手に何らかのトラブルが起きての発生である事はほぼ間違いないだろう。
 そしてそれが、運営会社の操業姿勢に端を発している事も。


 「競争力が高まれば経済は発展する」というのが資本主義に阿る政治屋の常套句。
 だが競争が激化するという事は、「勝者」と「敗者」のコントラストが強くなる事も意味する。
 「敗者」に貶められるのを避けるべく、「規制緩和」を機に雪崩れ込んだ業者が「方策」と称して時として無茶な事をやらかすのもまぁ必然なのではないだろうか。

 客向けには価格競争を喧伝する業者が、
 内向きにはブラックそのものだなんて話枚挙に暇が無い。薄利で利益を出すにはまず人件費や設備費を削るしかないのだから。

 この期に及んでの「経済発展策」というのは、
 結局身食いに繋がるだけなのかも知れない。


 15人の犠牲者は、ある意味「資本主義」に殺されたんじゃないのかな。
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