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 ・・・また、アニメ『アルスラーン戦記』の話をする。


 こんなにこのタイトルに対する思い入れ強かったっけなー、と自分でも一寸意外なんだが。
 先の放映の展開が何かどうしてこうなったって感じなので。


 例によって原作ネタバレありなので以下は追記にて。


 ほぼラストバトル的な配置にて聖マヌエル城攻略戦が展開しているアニメクライマックスだが、
 実はこの戦い、原作では完全な遭遇戦から始まりなし崩し的な勢いで終わってるんだよね。

 それがアニメでは王都奪還の前哨戦、事実上の決戦みたいに持って来られてるのに戸惑いを禁じえない。
 その頃デアヴァント山で墓泥棒をしてるはずのヒルメスが指揮官になってるし。やっぱり宝剣と蛇王関連はほとんど出さないつもりなのかねぇ。

 何といっても、原作ではこの戦いの後出初めて出会っていたアルスラーンとエトワールがすでに何度も顔を会わせている間柄だと言うのがアニメ(というかコミック)での大きな変更点であるわけで。
 虜囚となったエトワールと王太子の微笑ましいやり取りもほぼオミット確定という有様で、一寸切ない。

 大体アニメでは、原作小説における軽妙な会話があまり重要視されておらず残念なんだよね。
 あれが田中芳樹作品の醍醐味だと思うんだが。

 そもそも田中作品と言うのは中国武侠伝に似たプロットが特徴で、
 愚劣で蒙昧な敵を主人公サイドが痛快にやっつけるのを楽しむと言う単純なもの。
 そういうのって現代では受けないと判断されたのかねぇ。

 とにかく、原作とも予想とも違う展開を進む『アル戦』最終局。
 どんな着地になるのか。原作知ってる人も知らない人も引付ける狙いだとしたらなかなか巧妙なのかも。
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A.V.S.&ドラティア
Posted byA.V.S.&ドラティア

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