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 ―多少辛気臭い話題が続くかもだが、
 色々節目の年なので。


 戦争とは、古来経済活動のひとつであるというのが個人的な解釈である。

 土地を、資源を、労働力を。交易ではなく武力で以って購う行為。
 買い取るよりもふんだくった方がいい、と仕掛けられ、
 ふんだくられるのは適わん、と受けられる。

 ―文明が進み、「経済」という代用価値のやり取りが発達した近代から現代。
 すべては収支の折り合いで差配されるようになった時代。
 相手の持ち物を奪えなくても、なくしてやればOK、という計算が大手を振るようになった。
 大量の油を燃やして地球の裏側まで飛行機を飛ばし、
 一発何ドルか知らない爆弾を湯水のようにばら撒いて、
 作れるものといえば焼け野原と人間材料の消し炭だけだとしても、
 それで結果損をしないと言うならばそれを成す。

 本来戦争の目的であるはずの相手の財産―生活・生産領域をただ単に焼夷弾で焼き払うという戦略は、きっとこうして生まれた。
 相手の価値あるものなど、ただのゴミとして焼き捨ててしまうのが戦争の形態になっていったのだ。
 奪い合うよりも切り取りあうのが戦争になったとあれば、その行き着く先はもう極まっているのではないだろうか。

 
 東京大空襲から70年目に取りとめもなく思う事。今日は以上。
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A.V.S.&ドラティア
Posted byA.V.S.&ドラティア

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