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 最近子供たちの世代に大人気のコンテンツに、
 「日常に起きる様々な困りごとはすべて妖怪の仕業」というのがあるそうな。

 何でもかんでも妖怪のせいですよボクは悪くありませんよー、とするその内容とそれがもたらす風潮に、
 ほほえましがったり眉を顰めたりという反応が出ているわけだが。

 「妖怪」といえば水木しげるワールドな世代からしてみると、
 実は割とトラディショナルな妖怪の役割ではあると思うんだな。
 本来妖怪とは人の負の感情や感覚が生み出したもの。心持に影響を与える妖怪は結構多い。
 中には、首を吊りたくさせる妖怪だっているのだ。

 其れは恐らく、戒めと慰撫の両方の意味を持つ存在ではあるのだろう。
 所謂高度経済成長を経て来た日本。ひたすら努力せよ奮励せよ奉仕せよと発破をかけ続けてきた風潮。
 怠惰や享楽が万死に値する悪徳であると断じるような社会が続いてきた結果疲弊した世の中、
 せめてその悪徳を何かに肩代わりさせようという考えが出ても、おかしくはないのかも知れないね。
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A.V.S.&ドラティア
Posted byA.V.S.&ドラティア

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