共謀空間FC背景

共謀空間FC

とりあえず、相手をぶん殴ろうってとこから出発するのが人間の悪いクセ。

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苦難の道。

 穏やかな秋晴れの日曜日。近所の小学校では運動会なども行われていたようです。
 だけど諸事情で今年はプログラムが短く、午前中だけで終わってしまったとか。
 お弁当の時間もない運動会なんてちょっと寂しいですね。

 ―さて。本日の特撮ヒーローレビュウは。

 『烈車戦隊トッキュウジャー』。叛逆の武人シュヴァルツ、まさかの烈車戦隊との共闘。まぁ目的自体は身勝手なものではあったのだが、今回ミソはシュヴァルツが「ほとんど」嘘は言っていないという点なわけだな。ライトが信用したのもそれゆえだろうし。そして。ただ自分の目的のためだけに行動していた彼が、自身以外の誰かのために剣を振るおうとする。ゼットが「キラキラ」と受け取るその心境の変化。それがあった故にもライトは彼を疑いきれなかったのだろう。ノア夫人の様子も絡め、全てを己のうちに帰結させる闇の住人たちの心境の変化を描いてゆく。それもまた、本作のテーマの一つなのだろう。

 そして『仮面ライダー鎧武』は今回が事実上の最終回。何も捨てられず苦難の道を歩き続ける男と、力のためだけに何もかもを捨てさせられそして捨ててきた男。その二人の対決の決着。思い返しても戒斗は絋汰のことを「愚か」と罵ったことはあっても「弱い」と蔑んだことはただの一度もなかった。おおよそ人の持ちうる「強さ」を具現した、ある意味自身の理想形とも言える相手に討たれ、力を求める乾いた魂はどこか満足げに果てる。そして全てを手に入れる権利を得た絋汰は、何も得ることを良しとはせずただ世界から去ってゆく。自分が力を求めたのは得るためではなく、護るため。だから。壊すくらいならゼロから始めた方がいい。「蛇」の示した天秤の皿の上から最後の最後で飛び出し、新たな始まりの男女は新天地への苦難の旅に発つ。希望一つを灯火にして。
 一つの転機が去り、徐々に元の姿を取り戻してゆく世界。失われ傷ついたものは決して少なくはないが、それでも癒され、許される権利が失われるわけでもない。残された光実に示された救済の道はその象徴とも言えるのではないだろうか。

 さて。今回でお話は綺麗に畳まれてしまった気もするがもう1話残っている模様。
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2014/09/21 [23:59]

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