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 よい子のみんなー。もう夏休みだねー。
 暑さに負けず元気に過ごすんだよー。



 ―せいぜい汚れちまわないようにな!



 とか毒みたいなものを軽く吐きつつも。
 日曜恒例・特撮ヒーローレビュウである。

 『烈車戦隊トッキュウジャー』。お約束の中身入れ替わりEPの体裁を借りた、作品中最乙女と呼ばれるグリッタ嬢の愛のアバンチュール。所詮彼女もシャドーであることには変わり無いので許されぬ恋に身を焦がす乙女に見えてどこか歪んでいるんじゃないかと正直勘繰っていたのだが、母ノア夫人の思惑を「恐ろしいこと」と断ずるあたり実は(人間からしてみると)至って「まともな」感性を持っているらしいことが今回から窺える。それはきっとシャドーとしては極めて異常なこと。キラキラに憧れるゼット皇帝やシャドーから足を洗ってしまった明のような存在が現れてくる分、戦隊の敵として絶対悪であるはずの勢力の中にすでに変革が現れているという前代未聞の状況が描かれているのかも知れない。調伏も和解も戦隊モノのラストとしてはこれまでにあったが、それまでともまた違う未来を示唆しているようにも見える。トッキュウジャーの面々の現状に切り込むと思しきミオの重要な記憶の浮上も重ね、お話は一つのターニングポイントに差し掛かる模様。

 『仮面ライダー鎧武』。何らかの意図を持って沢芽に舞い戻ったプロフェッサー凌馬。そして剥けちゃいけない方向に一皮剥けてしまった光実。二人のキーパーソンに事態が翻弄される状況。ある意味本当に兄貴虎から独り立ちしあらゆる体裁をかなぐり捨てた光実は手が付けられないほどの「成長」を遂げ、人類最後の砦たるライダー陣営はのっぴきならぬ決断を迫られる。しかし何だか、諦念と達観だけを持つフェムシンムの王ロシュオが、光実が連れ帰った舞を見てまた何事か心を変えそうな未来が見え透いてる気もしたり。それは恐らくロシュオとそして光実の今後を占う大きな鍵となるだろう。事態を支配していると信じている彼らも、所詮は舞台上の存在でしかないのだ。
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A.V.S.&ドラティア
Posted byA.V.S.&ドラティア

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