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 最近ちょっと時事ネタの頻度が上がってきた気がする。
 時事ネタを取り上げると話が辛気臭くなるのが常だが、
 それだけ辛気臭い世の中になっているともいえる。

 人の不幸は蜜の味、なんて言うけど。
 暗いニュースがエンターティメントになってしまうともう世の中終わりなのかも知れない。


 ―ともあれ。
 某アイドルグループの握手会で刃物男が暴れたのが先日のこと。
 取り押さえられた男曰く、「いらいらしてたので人を殺そうと思った。誰でもよかった」。
 ・・・・・・この手の刃傷沙汰ではもう珍しくも何ともなくなっている動機である。

 暴力やら凶器やらを用いて他人を屈服させ、生命をさえ脅かすのはさぞや気持ちよく、日ごろの鬱憤を晴らしうることなのだと、
 実に多くの人間が思っていると言うこと。
 それを成しえるならば、その後の人生を棒に振っても構わない―いやそもそこまで考えが巡らないのだろう、きっと。

 理不尽な暴力がどうしても罷り通ってしまう世の中、
 人を平気で傷つけたり、殺したり出来る奴はある意味「偉い」のだという、そんな価値観がすでに出来上がってしまっている。
 法治社会としてのそういう風潮に対する対処が「厳罰化」一辺同なのも、実は拍車をかけているだけなのではないのか。

 結局、万物の霊長などと称するこの生き物は、
 穴倉に住む獣からいくらかも変わってはいないのかも知れないね。
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A.V.S.&ドラティア
Posted byA.V.S.&ドラティア

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