2012/12/20

ピースメーカーの行方。

 …いささか記事が辛気臭くなるが、
 時事ネタから一くさり。

 
 アメリカの小学校で銃乱射事件が発生し、
 子供が大多数を占める30人近くが犠牲になったのは周知のこと。

 ボウリングなんちゃらとかいう映画が取り上げた事件をはじめ銃社会アメリカでは枚挙に暇がない類の出来事ではあるが、
 やはり頑是無き子供たちが犠牲にあった分、その衝撃たるや相当のものであり、
 改めて銃社会のあり方を問い直す事態に繋がっている模様。


 ―だが、それでもなお。
 身の安全のため銃は必要だ、という考え方がかの国では拭えない、ということも浮き彫りにした感がある。


 銃許容者の言い分によると、
 誰もが銃を持つようになれば争うことなどなくなり、世の中は平和になる、とのこと。
 …それはその誰もが最低限の理性を持ち合わせていることが条件となると思うのだが。


 何よりも。この言い分には半分嘘が含まれている。
 「誰もが」というのは、建前に過ぎない。


 自分自身だけが銃を持ちたい、持っていたいというのが本音であるに違いない。
 自分以外の誰かが銃を持つことなど、誰も決して歓迎しないのではないだろうか。

 お互い背中に銃を隠し持ちつつ愛想笑いを交し合うのが理想の社会だなんて、
 誰も決して思わないに違いない。

 銃を持つことによるイニシアティヴは、
 自分だけが持っていたい、というのが偽らざる本音なのではないだろうか。


 ―核拡散防止などとお題目を唱え、
 自国だけが核を保有するように仕向けたい姿勢が見え隠れするアメリカ。

 これはその、個人レベルでの縮図のように思えてならない。
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A.V.S.&ドラティア

 脳味噌無駄遣い道を探求する共謀者たち・一退役兵とドラティアが関西辺境から世界を睥睨しつつ発信するためにならないブログ。

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