昨今。悲惨な事件事故がやたらと耳目につくような気がする。
メディアやネットが発達したせいで情報を受け取りやすくなっただけで、ずっと前からこんなものなのかも知れないけれど。
だがまぁ、所詮は画面越しの出来事。一つ一つはほんの一月も経てば覚えているかどうかあやふやなものでしかない。
だがいくつもの知覚や思考が潰え、それを取り巻いていた人々にとっては決して忘れられない出来事となったということは、厳然たる事実なのだ。
そんなことがあったのは分かった。だが関係ない、意味もないで片付けてしまうのは容易いが。
伝え聞く限りの情報を元に、その時そこで何が起きたのか。それに際し当事の人々の心はどのように動いたのか。それを具体的に想像することが時々ある。
大概はなんともやるせない気分になるものだが、不謹慎ながら面白くもある。
そして。
備えることも、心がけることも難しいけれど。
明日のトピックスに並ぶのが、自分とその周辺に関してだと言うことはあり得ないなどとは、誰にも言えないのだから。
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