共謀空間FC

一度主観を手放してみろよ。世界が見えてくるかも知れんよ。

嵐の季節。

 何やら久し振りな感じで台風が接近してて。
 地域によってはまためちゃくちゃ雨降ってる模様だが。

 それでも、近隣は蒸し暑さがぶり返しただけだったりする。

 嫌ほど降るのはもちろん困るが、
 あまりにも降らないってのもなぁ。


 そんな気候を押して、
 庭には季節の花が咲く。

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 清楚な佇まいのタマスダレ。

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 ヤブミョウガって結構珍しいのか。
 うちには普通に咲くのだが。

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 これは実はニラの花である。
 けっこう綺麗だ。
 
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勝手に鍵を変えられる。

 ・・・あー。
 ブックマークで登録しているページとか、あるだろう?

 そこに、いつの間にかそのブックマークでは入れなくなることって、あるよね?
 ログインが必要なページとかだと、特に。

 メンテなんかで若干仕様変更があったりするせいなのかも知れないけれど。
 普通告知とかが無い、あるのかもしれないけど気付きにくいので、急に入れなくなったりすると結構焦ったりする。

 セキュリティとかの関係もあるのかもしれないけどね。悩ましい。
 
 まだまだ、その辺に柔軟に対応できるほどには、ネット慣れしてないって事かな。とほほ。

庭先味覚の現状。

 地域によっては壮絶に雨降ってる場所もある今夏だが。
 在所近隣は不安になるほど雨が少ない。

 そのせいか、
 今年は苦瓜が非常に少ない。
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 葉っぱはわさわさ茂ってくれるんだけどねぇ。


 でもたまに一雨来ると、
 覿面に茗荷とか顔出すんだよね。
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 まぁ、どうにかこうにかやってます。

歩く季節バロメータ。

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 おくつろぎ中失礼。


 文字通り死ぬほど暑いといわれた今夏も多分終盤。
 予報じゃ10月頃まで暑いなんて言われてるが、それでも一頃より湿度も下がり朝夕は随分過ごしやすくなった気がする。
 

 常々心地よい場所を探して回っている姫様が、朝方久し振りに膝の上に乗っかってきたので。
 ああもう人肌恋しがる気候なのかと実感したのだった。


 生きた歳時記だね、猫さん。

汚れた太陽。

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 「―アポロチェンジ!」

 S.H.フィギュアーツに、ついに昭和仮面ライダーの敵キャラクターが登場。
 『仮面ライダーX』に登場したGOD機関秘密警察第1室長、アポロガイストである。
 例によって魂web限定商品。

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 悪の巨大組織GODにおいて憲兵隊長のような立場にあり、実働部隊である怪人たちを監視し場合によっては処刑の権限も持つ、GODの殺人マシーン。
 同時に自身も作戦行動を行い、神敬介=仮面ライダーXとも度々激突する。
 性格は冷酷・冷徹な一方、高潔な側面も覗かせる。

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 昭和ライダーの敵らしく非常にシンプルなスタイル。
 スーツ部はフラット、手袋やブーツはグロス塗装され、質感も良好。
 可動はちょっとばかり関節のゆるいところがあるか。

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 今思えばローマ風兜をモチーフにしたとも見える頭部は大きめに見えるが、スーツ的なバランスと思えばこんなものだろう。

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 マントはPVCの一体形成でギミックなどは特に無い。
 肩の部分ではめ込んで一応の固定がされている。
 マント下の背中パターンも再現。

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 武器のアポロショット。
 シンプルかつ時代を感じさせるデザイン。

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 そして攻防一体の楯、ガイストカッター。
 握りが中央に入り込んでいるデザインだが、握りだけを取り出すことが出来るので持たせるのは楽。

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 ―この二つを持つと雰囲気出るね。アポロガイストはこうでなくては。

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 素体はショッカー戦闘員と同じ規格を用いているらしい。
 おかげでライダーと並べると一回り半ほど大きいが、幹部キャラゆえこれはこれで。

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 それまでの仮面ライダーに登場した一般怪人や大幹部とはちょっと違う、後のシャドームーンなどに繋がるライバル的存在として印象の強いキャラクター。
 その特殊な立ち位置ゆえのアーツ化チョイスだろうけど、ちょっと唐突だわね。

BEASTBITE (HYPER)

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 「さあ、仕事の時間だ!!」

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 <ハイパー!ハハハハハイパー!>

 佳境迫る『仮面ライダーウィザード』において本気で最後の希望になりそうな立場の古の魔法使い仁藤攻介=仮面ライダービースト。
 この強化形態である仮面ライダービーストハイパーが、S.H.フィギュアーツで登場。
 魂web限定商品である。

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 遺跡で発見されたビーストハイパーリングにより、内在するファントム・ビーストキマイラの力をより引き出せるようになった仮面ライダービーストの姿。

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 全体の鮮やかなメタリックブルーとゴールドのコントラストがなかなか美しい。

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 明らかに某古代王の黄金のマスクを意識した配色になった頭部。
 胸のライオンの目もクリアパーツで再現されている。

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 基本はノーマルビーストのリデコで、可動やプロポーションも順じる。
 やはり若干体型の違和感は否めないところ。

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 邪魔っけそうな肩の前のアーマーだがこれもノーマルビーストと同じ接続になっており、肩とは独立して動き可動を妨げない。
 特徴的な腕のフリンジはスーパー1と同じ仕様で2種をポーズに応じて付け替えるが、流石に攻撃のためにびろーんと延びた状態は付属しない。まぁ付いてても保持できないだろうし。

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 専用武器と言うより追加武装のミラージュマグナム。
 小物の造形・塗装もお手の物だねバンダイ。
 銃用手首が左右付属。

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 本編では度々併用しているダイスサーベルのほうは持ち手共々付属しない。
 持たせるにはノーマルビーストから拝借せねばならないが、リングの正確再現を期するなら左手にしか持たせられなかったり。

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 その右手のハイパーリングは必殺技のために口が開いた造形のものがはまった手首も付いていたり。

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 ミラージュマグナムにセットして―

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 マグナムストライク!!

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 「ごっつぁん!」の合掌手首も指輪の口が閉じたもの開いたものが付いているのが無駄に細かい。

 出来栄えとしてはまずまず順当。
 ウィザードのフレイムドラゴンよろしくプロポーションなどに手を入れて欲しかった気もするが、まぁ贅沢は言うまいよ。



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 ・・・何か強化すると青くなるのが多いなサブライダー・・・
 

夏休みナントカ祭。

 はてさて。
 いつもなら朝のヒーロータイムを行う日曜日。

 
 だが夏休み最後の日曜である本日は通常の放映はお休み。
 劇場版の特別放映と相成った。


 ・・・これは放映遅れが発生する関西圏への心遣いでもあるんかな、本当に。


 特撮枠で放映されたのは『スーパーヒーロー大戦』。
 仮面ライダーシリーズ各作品の壁をぶち破った『仮面ライダーディケイド』と、戦隊シリーズでほぼ同じ事をやった『海賊戦隊ゴーカイジャー』の両者で更にシリーズの壁をもぶち破り、全ライダーと戦隊が戦いあうと言う何が何だかゾロゾロとしたお祭映画である。

 こう言うクロスオーバーものって実は東映伝統のお家芸であったりするのだが。
 マジンガーZとデビルマンが共闘する程度のレベルじゃない。

 『オールライダーvs大ショッカー』以来賛否を巻き起こしている、お話そっちのけでひたすら賑やかしをてんこ盛りに盛り上げたヒーローショー映画シリーズといったところか。

 そんなわけでレビューとして斬るほどのものでもなし。突っ込みどころ挙げれば限が無いってもんではあるが。
 「面白がる」よりも「楽しむ」くらいの気で見るのがちょうど良いのかも知れないね。

 さて来週、季節も長月に入る頃、
 ニチアサはようやく通常営業に舞い戻る。
 クライマックス近い『仮面ライダーウィザード』、完結編が13ヶ月目になだれ込む事になるとはねぇ。

動けなくなる前に動き出そう。

  「変身!」<Turn up>
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 「うぇーーーーーーーい!!」
 「何だよその掛け声!?」

 
 ・・・・・・何でこいつが変身してるのか気にしてはいけない・・・・・・


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 平成仮面ライダーシリーズ第5作『仮面ライダー剣』。
 その主役ライダーである仮面ライダーブレイドが、満を持してS.H.フィギュアーツに登場。


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 不死生物アンデッドに対抗する組織BOARDが開発した戦闘システム。
 適合者、剣崎一真がブレイバックルにビートルアンデッドを封印したカードを装填することで変身。

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 開発者が変わったと言うフィギュアーツ。今までとは若干雰囲気の異なる造形。
 塗装は銀が少しはみ出したりしているかな。

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 若干細面で目が小さいかな、と思ったが結構良く再現された顔。
 透明なフードが被さっているのも再現されている。
 ブレイバックルのスートも立体的に表現。

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 拘束具のような意匠が特徴の『剣』ライダー。
 留具のスートもしっかり再現されている。

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 素体の構成は今までとは若干変更され、可動の手触りもちょっと違っている。
 脚の付け根が引き出し式じゃなくなったのがちょっと難かな。

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 ソールパターンなどはいつもどおり再現。

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 胴体の可動も広く、引き出して大きく前にかがむことが可能。

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 武器にしてラウズカードの力を引き出すツールでもある醒剣ブレイラウザー。
 塗装、造形共に良好で、細かいレリーフも再現。
 大きく動くホルダーに収めることが出来る。

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 写真では見づらいが、AP表示まで再現されている。

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 もちろん扇状のカードトレイを展開した状態に差し替えることが出来るが・・・
 デフォではご覧のとおり空っぽの状態だったり。

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 これに付属のシールを貼ることでラウズカードを装填した状態を再現するようになっている。
 ・・・手間なので貼ってないけどね。

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 他にPET製のラウズカード8枚付属。

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 持ち手に持たせてカードを取り出すシーンを再現可能。

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 ラウザーのスリットに差込み、カードスラッシュの再現も出来る。

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 必殺技のモーションの際のラウザーを突き立てる状態を再現できるエフェクトと・・・

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 必殺技・ライトニングブラストの再現エフェクト。足に直接はめ込んで装着。
 放電エフェクトはボールジョイント接続で若干動かせる。

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 ―そして今回ちょっぴり物議を醸した店舗限定付属品。
 変身シーンで現れるオリハルコンエレメント、通称畳の再現エフェクト。
 PET製で専用スタンドで飾る事が可能。中々いい感じに再現されている。


 次世代フィギュアーツの第1弾とも言うべき一品で、相当の完成度を期して作りこまれている。
 この仕様が今後のアーツの基本になるのかねぇ。

周回遅れ挽回。

 ―というわけで。
 関西圏では放映されなかった『仮面ライダーウィザード』2回分の2回目が本日放映。
 次の日曜のニチアサ特番を前に、全国に追いつくことに相成った。

 構成としては最終エピソードに突入した感のあるその内容、遅ればせながらレビュー。


 物語り全体のからくりが全て開示された今回。結局笛木は取り返しの付かないものを取り返そうとして狂気に走った人間に過ぎなかった。最愛の存在を喪ったとはいえ、自身こそこの世で最も深い絶望を味わったものとして何もかもをそれを取り返すための生贄にしようと画策する様はただのエゴイストでしかない。そして、元よりその画策により生まれた魔法使い操真晴人はそのまま彼のエゴに縛られるままになってしまう。情愛をエゴの正当化に用いるのは他者からは否定しづらく、それ故に性質が悪いのだから。数え切れないほどの人間の絶望を捧げて得られるたった一つの希望。それは果たして肯定しうるものなのか。
 その狂った画策に歯止めをかけるのは、晴人自身が無から作り出した希望であるインフィニティなのか。笛木の計画の範疇外にいる古の魔法使い仁藤攻介なのか。―それとも。計画の出来損ないである虚ろな影法師から違うものになろうと渇望する最後のファントム、ソラなのか。

さぁ、帳尻あわせタイムだ。

 ―世のニチアサファンを関西限定でヤキモキさせた高校野球全国大会も本日全行程を終了。
 それに伴い。『仮面ライダーウィザード』の放映されなかった2回分の枠違い放映が例によって行われたよ。

 今年は今日明日二日にわたっての放映になる模様。さて、風雲急を告げるその内容とは。


 結局、何のひねりもなく同一人物であったワイズマンと白い魔法使い笛木。ワイズマンの動向を使い魔が伺っていたり、魔法石の渡し方がややこしかったりしたのは単なるミスリードを誘うためだけの描写だったのか。「親は愛する家族のためなら何だってやる」という点を今回のゲートと絡めていたわけだが、それを肉親愛とただのエゴとに分かつモノは何なのか、と疑問を投げかけるシチュではあったと思う。まぁ笛木自身は娘のためなら自ら外道にでも地獄にでも堕ちてやろうという覚悟だったのだろうけれど。正直それでは誰も幸福になどなれない。誰もが希望の光を追い求める物語である『ウィザード』。今のままでは誰にも希望は見えてこないのだが、さて。
 一方、その恭順が報われることなくただの使い捨ての道具として消え去ることになったメデューサ。ファントムとは結局、「制御に失敗して一人歩きをするようになった魔力の塊」であり、絶望により身を滅ぼしたものの影法師でしかないのだろう。そんな虚ろな身の上でそれでも自身の全てを託す存在を欲したのがメデューサだったのだろう。だが。「絶望」によって生まれた影法師に「希望」など許されない。彼女は自身を生み出した絶望の淵へと還ることになったのだ。やむを得ぬとはいえ、少し物悲しい。

 さて。明日にも『ウィザード』の放映はある模様。こちらでもそれに伴いレビュウ継続。

ごじゅらす かくごしろ。

 ついに。ついに。
 
 『ZOIDS』というカテゴリの代名詞と言うべきあいつが、コトブキヤのHMMとして登場する。




 
ZOIDS RZ-001 ゴジュラス 【数量限定生産品】 (1/72スケール プラスチックキット)ZOIDS RZ-001 ゴジュラス 【数量限定生産品】 (1/72スケール プラスチックキット)
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 ―値段を目にした僕は、
 そっとページを閉じたのだった・・・・・・・・・



 さて。
 『ZOIDS』を代表する機体として古参のファンから圧倒的な人気を得ているらしいゴジュラスであるが。
 そこそこのZOIDS好きである儂はこいつには何の思い入れも無い
 アジトの格納庫にも終ぞこいつが搬入されたことはなかったのだ。


 だが、今回のHMM化を機に、
 ちょっとゴジュラスがどういう機械獣なのか、考察してみたいと思う。
 ―主に帝国軍の観点から。


 前述したとおり儂のところにはゴジュラスの実物が無いので、
 「ゴジュラス画像の無いゴジュラス記事」という妙なものになっているが、御了承いただきたい。


 また、「ゴジュラス大好き!」って人は読まないほうがいいかも知れない

 以上を踏まえて、以下「今日の機獣」番外編。







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 ゼネバス帝国軍装甲師団の主力機、レッドホーン。
 言わずと知れた帝国軍初期の名機であり、当時このクラスのゾイドとしては両軍通じて最も量産配備された重戦闘機械獣。
 その全身をくまなく重装甲と多数の火器で覆ったこの「動く要塞」は、小型ゾイドを主力としていた当時のヘリック共和国軍にとっては最大の脅威であり、まさしく戦場に立ち塞がり押し迫る死の壁そのものだった。

 そして、この機体に対し唯一絶対的に対抗しえた共和国軍の切り札こそが、ゴジュラスだったのだ。


 ―少なくとも現代地球人の戦術思想から考えると、ゴジュラスは決して優れた兵器ではない。
 
 屹立する鈍重な巨体は戦場ではいい的であり、加えてパイロットを選ぶ劣悪な操縦性。
 圧倒的なパワーによる格闘性能こそ随一ではあったものの、「両軍の代表による決闘により戦闘の趨勢が決まる」という前時代的にも程があるシチュエーションくらいでしか役に立たない、ウスノロのデカブツ。

 ―だが、前述する帝国軍のレッドホーンに対しては、圧倒的な相性の良さを発揮してほぼ絶対的なイニシアティヴを得ていたのだ。

 敵の最大の脅威を取り除いてくれる、共和国軍の守り神。
 格好の標的である巨体は、逆に言うと敵の攻撃を一身に受けて味方の損害を抑えてくれるということ。
 パイロットを選ぶ操縦性も、「選ばれた者だけが乗りこなすことが出来る」という宣伝性に繋がる。
 やがて味方兵士の士気を高め、敵の戦意を挫くようになったゴジュラスは、共和国軍の精神的支柱として象徴化されてゆくに至ったのである。


 一方のゼネバス帝国軍は、この戦場の英雄騎を真正面からねじ伏せることで共和国軍の戦意をへし折る必要に迫られた。
 その思想を出発点として開発されたのが、
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 他ならぬアイアンコングである。
 「ゴジュラスに対し真っ向から戦える」事を念頭に置かれたアイアンコングは、しかし英雄性を押し出したゴジュラスとは真逆に「兵器としての完成度を極限まで追求する」ことでゴジュラスと同じレベルまで引き上げられた機体となった。
 操縦士と砲手を分断した複座機にすることで操縦性も格段に高め、加えてあらゆる地形、天候などの条件に対応可能で、砲撃と格闘どちらでも対応可能な万能性。
 正直ゴジュラスとは比べものにならないほどの完成度を実現したアイアンコングは、現実にゴジュラスと言う「英雄」を度々地に這わす現実的な「戦力」として戦場に現れたのである。


 やがて。
 帝国軍は、惑星Ziにおける戦術概念を一変させる機械獣を完成させる。
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 サーベルタイガーである。
 時速200kmという、当時このクラスのゾイドとしては常識外れの戦闘速度を叩き出す、戦場の暴風。
 文字通り目にも留まらぬ速度でもって敵陣を席巻するこの機体の登場は、ゴジュラスを完全な時代遅れの機体に追いやってしまう。
 総合的な戦力はゴジュラスのほうが上であるとはいえ。いくらゴジュラスが頑張って見たところで、サーベルタイガーは極端に言えば鈍重なゴジュラスの存在を「無視」して、瞬く間にその他の戦力を刈り取ってしまうことを可能としたのだ。

 その後高速化の一途をたどる惑星Ziの戦場において、ゴジュラスの持っていた「共和国軍の守護神・英雄」という性格ですら、
 このサーベルタイガーと同等以上の機動で以って迎撃が可能なシールドライガーに推移してゆくことになるのだ。



 ―かくのごとく考えていくと。
 ゴジュラスとは結局、『ZOIDS』というカテゴリが本来持っていた「子供向けホビー」という側面を代表していたということではないだろうか。
 現実的な兵器の延長ではなく、あくまでもスーパーロボット的なヒロイック性こそゴジュラスの本領。それを架空の戦場に組み込んだもの。

 その後、大異変後にもいち早く復活を遂げ、
 共和国軍回天の機には必ずその名前とスタイルを継承した機体が登場するのも、
 ゴジュラスの英雄性がどれほど共和国臣民に根付いているのかを表しているのではないだろうか。

行楽の一方で。

 ―夏休みとは心浮き立つ日々。
 嬉しいことや楽しい事がたくさんあればいい、と誰もが思う。

 
 ・・・だけど。
 そうしていつもとは違うイベントに繰り出し、
 そして普通なら遭うはずの無い災禍に見舞われてしまうこともまた、起きてしまう。



 ―そんなわけで。
 恐らくこの夏最大の惨劇となったであろう某所花火大会で起きた爆発事故。
 ・・・実は在所の近場での出来事である。

 本当に、この辺の地名が全国に報じられるのはろくな話題じゃない時ばかりな気がしてしまう。
 いや、かの脱線事故は全然この近隣で起きたんじゃないんだけど!
 全然知らない地方の土地感覚なんてそんなもんだと言うことだわね。


 こうして近隣で大きな事件事故が起きて見ると、
 普段、「どこか遠くで起きた出来事」というものをどれだけ無責任に捉えているのか見せ付けられる気がする。

 所詮、対岸の火事。
 だが、その対岸にも人は大勢いて、
 起きた出来事に、様々な形で関っているものなのに。

食玩侮るなかれと言うほどでもない。 (de Music編)

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 この夏映画館で大暴れ!


 毎年恒例・劇場版スーパー戦隊ロボアイテム登場の季節。
 本年度の『獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ of Music』に登場した獣電竜トバスピノが、ミニプラでも登場。
 

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 賢神トリンが最初に作り出した獣電竜。
 コントロールが困難なため封印されていたが、悪の戦士デスリュウジャーに操られキョウリュウジャーの前に立ちふさがる。

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 見てのとおりガブティラのリデコで、頭部と前脚が異なり背びれが追加されている。
 身体の右側にシールが無いのもガブティラ(とDX玩具)と同じ。
 スピノサウルスも某映画のおかげで随分メジャーになったが、悪役が多いのはその映画のせいかそれとも怪獣然とした姿ゆえか。

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 背鰭からブーメランを引き出し、バトルモードを再現。

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 そしてアンキドン、ブンパッキーと強制カミツキ合体すれば―

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 スピノダイオー完成。
 要はキョウリュウジンのリデコであり大して変わっていないのだが、頭部や色合いの差異で随分イメージが違っている。

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 右肩のトバスピノの顔が何とも悪そう。

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 元より両腕がごっつい武器なのに加え、両手に背鰭由来の武器を持つためより戦闘的な姿に。

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 劇場版リデコアイテムはお約束だが、完全な敵としての登場はアバレンジャーのバクレンオー以来か。

 
 諸般の都合でいつもより簡素な作りになっている今年の戦隊ロボミニプラ。
 お手軽なのはいいのだが・・・やはりちょっと物足りないねぇ。リデコものゆえ書くこともあまりないよ。

恨み骨髄。

 いや本当に。言うまいと思えどとは正にこのことというほどの暑さ。
 
 こうも暑いと本当最中で白球を追う高校生たちが変態にしか見えなくなってきて(こら 。
 もう無理すんな日曜くらい休めと言ってあげたくなる。

 そんなわけで。
 今週も地域限定で『仮面ライダーウィザード』はお休み。

 恒例ヒーローレビュウはまた『獣電戦隊キョウリュウジャー』のみである。

 お話は折り返し地点、敵も味方もパワーアップの季節。割とお約束の新幹部登場話。ヒーローものでは普通肯定されるべき喜怒哀楽の「感情」と言うファクターをモチーフにしたデーボス軍に加わるべくして加わったともいえる、完全にマイナスな感情である恨みの戦騎エンドルフ。「純粋な憎悪とは感情ではなく理性である」とは誰が言ったっけか。他の戦騎より思惑をめぐらせるタイプのようで、強烈な戦闘力に加えてそちらの点でも厄介。敵にとっても味方にとっても。この、あらゆる意味で危うい新たな敵に対抗すべく新たな力を導入せんとするキョウリュウジャー、だが結果は完全無欠のリーダーであるキングが使い物にならなくなると言うこちらも大変な事態に。結局、リーダー代行に任じられたイアンが一匹狼だった当初からは比べ物にならん位成長していることを示したEPとなっていたのだった。何か変な方向に行っちゃったアイガロンとの対比なんだろうね。―さて、キングの異変もどうやらパワーアップの前振り。今度は如何なる仕掛けと相成るか。


 ・・・さて。
 関西圏で放映されなかった『ウィザード』2回分は今週の木曜金曜に放映される模様。
 ―だが。次の日曜には特別企画でレギュラー放映は全国的にお休みとのこと。気を使ってもらってるんだろうか、これは。

ああ夏ごもり。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はっっ!!


 夜中寝苦しかった分つい昼間も寝て過ごしちまったぜ!


 こう暑いと何かしようってモチベーションが全く起きなくて困るね。
 起きてるだけで体力消耗するような気がするし。食欲もわかんし。

 よって冬眠ならぬ夏眠のようにひたすら寝てエネルギーを温存するような生活になってしまうのだった。
 こんなんじゃダメだとは思うんだけどね。

客人と家主と。

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 何やら下を気にする姫様。
 その眼下には・・・
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 姉の家の猫が虎視眈々。

 盆休みで帰省した猫兄弟。
 今回は何やら緊張気味で、うちの姫様のほうが我関せずと言う顔をしていたり。

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 それでもヘタレな姫様は、
 傍若無人な兄貴を遠巻きにしてる感じだったのだった。

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 一方内気な弟は、
 自分なりに心地よい場所を見つけていたり。

68回目のひどく暑い日。

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 陽を避けて 猫の凌ぐや 終戦忌


 侵略か、融和か、はたまた能動的防衛か。
 未だにその性質について論議が交わされる活動に失敗し、
 気付けば何一つ得ることなく焼け野原と屍の山ばかりとなったことに呆然としたであろうあの日がまた1年遠ざかる。


 近隣諸国の情勢も踏まえて、
 平和と言うもののあり方を問われる昨今である。


 ―この件についてのディベートは差し控える。
 事が事だけに、何を言っても角は立ちそうであるし。

 何事も起きて見なければ分からないけれど、
 起きてしまってからでは遅すぎる。―何度も経験してきたことでさえも!

 だから、せめて備えよというのは確かなことなのだけれど。


 そこに、本来の目的とは乖離した何者かの思惑が絡んできそうに思えてならない事象ではあるのだ。


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 自ら血を流すことがあるか否か、だけではない。
 こんなものしか口に出来なくなるかもしれないということも踏まえたほうがいいのではないか。
 (これは結構上等なほうだが)

外敵襲来。

 ―ああっと失礼。

 盆休みも後半になってから、また家族が猫を連れて帰省してきたものだから。

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 しばらく見ないうちにまたぼってりと巨大化した感のある兄貴。
 長旅で気が立っているのかちょいご機嫌斜め。

 弟のほうは相変わらず内気ゆえ写真は撮れなかったのだった。


 また暫く、うちの姫様に緊張が走る。

おかえり精霊様。

 全国的に盂蘭盆シーズンである。
 父祖の霊魂が娑婆に戻ってきて親族と共に過ごすと言う、厳かな期間。


 当方さしたる行事を行わない所謂門徒(浄土真宗)ではあるが。
 それでもお供えくらいはするぞ。
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 てなわけで団子を作ったのだった。

 仏壇に上げるのに御相伴。うまうま。

光を避けるもの。

 ―とある筋で、
 「デパートの玩具売り場に常設展示されてるフィギュアーツの退色が酷い」という記事を見かけた。


 写真を見ると、ナイトサバイブの綺麗なブルーがただの銀色に!!


 塗膜、特にメタリック色は殊更に紫外線に弱いそうで、
 日光の当たらない場所でも蛍光灯などに晒されていると著しく退色するとの事。
 常時飾ってたりすると、避けられない未来なのだとか。


 なるほど。つまり。

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 普段はパッケージに詰めなおして暗いところに保管している我の選択は正しいのだな!!


 それでも退色が避けられないものがあるんだから。
 切ないもんだねぇ。

灼熱列島。

 ―暑い。
 言うまいと思えど暑い。
 口を開けば暑いとしか言えないほど暑い。
 暑い暑いと言ってると余計暑い気がしてくるがそれほどに暑い。

 こんなに暑いのに幕張だか甲子園だかに死ぬほど人集まってるなんて正気の沙汰ではない。
 特に甲子園の試合なんて全部ナイターにすべきだろう。そうしろ。そうしてくれ。そうして下さい。




 ・・・・・・・・・失礼。
 毎年恒例、関西限定の仮面ライダー放映遅延が始まって少々取り乱してしまいました。
 見る方法が無いわけでもないんだけど、ね。


 そんなわけで今週のヒーローレビューは『獣電戦隊キョウリュウジャー』だけである。
 ほぼ壊滅状態のデーボス一味、落ちこぼれ幹部であるラッキューロが頑張るお話。楽しみの密偵だけにそうそう攻撃的な手段は考えられないようだが・・・それでも三大欲求のひとつを押さえられるのは結構えげつない。見せる悪夢が全てワンパターンなのがいかにも頭悪そうではあるが、ヒーローにとっては身近な人々に寄って集って詰られると言うのが一番辛い状況だと言うことなのかもね。何気にデーボスが復活したときよりも悪い状況だったような。だがしかし。効果的だがたわけた作戦と言うのは、意外にたわけた方法で解決してしまえたりして。そんなわけで酷い打開策とそれに基づいた酷いオチで明るく切り抜けたわけだが。例によって一度壊滅した組織がより強化して復活するのは敵も味方も同じこと。後半戦突入に際した箸休め的EPではあったのだった。

走れ走れ 流星のマシン。

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 最近は爆発をかいくぐって走るヒーローバイクなんてついぞ見られんな・・・

 S.H.フィギュアーツ対応のライダーマシンについに昭和ライダーのバイクが登場。
 最初はもちろん、仮面ライダーの愛機サイクロン号である。

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 最高速度400km/hを誇る仮面ライダーのスーパーマシン。

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 大仰なマフラーや流線型のカウル、色合いなど何となく時代を感じさせるデザイン。

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 バイクモデルとしてのディティールも結構細かい。
 例によってステアリングが切れ、後輪にはスプリングのサスペンションギミックがある。

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 各部に入った立花レーシングクラブのマークも綺麗に印刷。

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 シート部分は厚さの違う2種が付属。

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 ・・・と言うわけでライダーを乗せて見る。
 モノは所謂旧サイクロンなのだが、うちには新1号しかいなので。まぁいいやん。

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 可動範囲の広いアーツ1号だが、きっちりフットバーに足をかけて乗せるのは結構難しかったり。

 いや、やはりライダーにはバイクが無くっちゃ。
 アーツ用バイクも結構手馴れてきたねぇ。
 
 

安全の対価。

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 今年の苦瓜は、太短い形。
 このイボイボが何か気持ちよい。


 ―それとは全く関係ないが。
 昨日夕刻、西日本各地の携帯端末に発信された緊急地震警報が実は誤発信だったことは、周知の事実。
 地震が起きたのは本当だが、せいぜい震度1程度だったそうで。

 この警報を受けて交通機関など広範囲でストップしたそうで。
 その影響からくる損害などが取り沙汰されていたりもする。

 ―実は、これが。
 「地震予知」にとって大きなリスクになっていると、聞いたことがある。

 現代でもってしても確実に地震を予知することはまず不可能。
 だが、起きてしまったときの事を考えると様々な予兆から発生を予測するに越したことは無い。
 ―だが、予測に基づいて避難や交通封鎖などを行っても実際地震が起きなかった場合、それによって生じた損害の責任を問われることになるということだ。天気予報を外すのとは影響の規模が違うのだ。
 狼少年のジレンマとでも言うべきかね。

 人間誰しも、出来れば責任なんざ取りたくないと言うのが偽らざる本音。
 だから結局、本気で地震予知など出来ない。ということだ。


 後から思えばかけなくてもいいコストをかけたことになるのでそりゃ無駄になったと悔やむのも仕方ないが。
 かといって実際地震が起きてしまったらそれこそ甚大な人的物的損害が発生する。
 そうなればなったで「何故予測しなかった」と言うことになる。後からなら何とでも言えるもの。人って身勝手なものね。


 今回の誤発信でも「いい抜き打ち訓練になった」と取る意見もある。
 迅速に警報が伝わり、対応も速やかに進行するのが分かったならそれはそれでよかったんじゃないか、と。


 あとは、実際に大地震が起きる際にもこのシステムが有効に機能し、
 尚且つ誰も狼少年の羊飼い状態にならないことを祈るばかり。

パフォーマンス低下。

 ・・・・・・・・・・・・・。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。



 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はっっ!!?



 何か暑いのと夜勤明けなのとで一日ボーっとしてしまってた!?
 録画消化しようとTVの前に座っててもいつの間にか意識を失ってる体たらくだよ!!


 これ割と深刻に身体に悪いかも知れんなぁ。
 生き抜けるだろうか、自分。

名目のみの。

 今日は立秋。
 暦の上では今日から秋。時節の挨拶も「暑中お見舞い」から「残暑お見舞い」になる節目である。

 ・・・「残暑」というか、
 「惨暑」と言いたくなる気候ではあるが。

 本当に、いい気候の時期が年々短くなるように感じられてならんね。



 子供の頃は夏から秋に移ると言うのが何だか寂しい気がして、
 残暑なんて言い方好きじゃなかったりしたもんだが。
 こう、身体に悪いくらい暑くてはね。勝手なもんだ。

 夜鳴く虫には秋の気配を感じなくもないが、
 1年で一番暑い季節は、まだ続きそうである。

 
 道端で見かけたセイヨウアサガオが綺麗だったので。
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IMAGIN。

 ―68年。


 喉元過ぎれば熱さ忘るるとは言われるが。
 「あの日」からすでにそれだけの月日が流れ。
 語り継ぐ生き証人も、語られる機会も、随分と少なくなってしまった感がある。


 この日が夏休み中の登校日だった地域と年代にあった身としては、いささかもやもやしたものを覚えるところである。


 世界で初めての災禍に人々が見舞われ、
 その犠牲を悼むと共に、また同じ災禍が人々を苛む事がないようにと定められたのがこの日ではあるが。
 正直、よくも68年ももったものだとまで思えるのが、現代までの世界の歩みであったようにも思う。

 折しも「国体防衛」を理由に憲法改正の声が高まる昨今。
 この国の人間に「正しい」愛国心を、と叫ばれる風潮が見られるのと比すると。
 そんな辛うじての歴史にも何やら危うさが漂い始めた感がしないでもない。



 ……私見であるが。
 特に現代世界において、「戦争」とは特定少数の損得勘定に基づく極めて怜悧な計算によって勃発し、進行するもの。
 大方の場合、思想信条や民族的矜持などは、その勘定の恩恵を直接には受けない大多数を都合よく操作するための手段に過ぎないのでは、と思う。
 声高に「国を愛せ」「神の意思に従え」と喧伝するというのは、すなわち一部の利益のための生贄を無償で募集しているようなもののように思えてならないのだ。

 無償の奉仕は尊いもの、という価値観は、
 進んで人柱になる人間を量産すると言う側面を、持っていないだろうか。


 無数の人命を焚き付けにしなければ、
 世界と言うのは、動かないものなのか?

電異の海の鳥たち。

 夏アニメが始まって一月。1クールの1/3も消化すれば大体作品の傾向も掴めてくると言うもので。

 久々に1本取り上げて一くさり書いてみようかと思う。


 お題は『ガッチャマン クラウズ』。
 懐かしのヒーローアニメの名を掲げた、現代寓話である。


 「クラウズ」と言われるとどうしてもクラウド・コンピューティングを連想してしまう昨今ではあるが。
 どうやらニュアンスとしては間違ってはいないらしい。

 コミュニケーション用ソーシャル・アプリ「GALAX」がユーザーを億単位で増やしてる世界。
 ユーザーは「ギャラクター」と呼ばれ、管理AI「総裁X」によって現実社会とは聊か異なるレンジのヴァーチャル・ソサエティを形成している。―ある意味、「世界はギャラクターに征服されかかっている」という状況を言葉遊び的に作り上げているのだ。
 作成者の少年・累はこのアプリにより一人ひとりの小さな「善意」をつなぎ合わせて大きな力とし、世界をよりよい形に「最適化」させることを夢見ている。「特別な存在」ではなく、ごく当たり前な人々が繋がりあって「世界を更新し続ける」ことで、誰もが成し得なかったユートピアを実現しようとしている。実際それは様々な局面で効果を発揮し、「GALAXがあれば社会公共サービスなど必要ないのでは」と囁かれるまでになっている。
 ―そして、ただ人々の力を集めただけでは対処しきれない事態に直面すれば、それでも集まってくる人々の「善意」を実際的な影響力として行使できる「クラウズ」という奥の手も備えているのだ。

 それ自体は圧倒的な「善」の力なのだろう。・・・しかし、その異能は数多の星々を滅ぼしてきた強烈な悪意によってもたらされたもの。かつての『ガッチャマン』の宿敵ベルク・カッツェの名を持つ「それ」はネット上に広がる人々の善意の象徴であるGALAXに対し、恐らくはネット上にあふれ出す「顔の無い悪意」の具象。所謂「草を生やした」喋りでもってネットスラングを連発しながら、人の心に芽生えたちっぽけな悪意をくみ出し、その人の顔でもって混乱を振りまき悲哀と破滅を広げる。GALAXも彼が悪意によって世界を「炎上」させるための前振りに過ぎないのだろう。

 ―さて、一方で「ガッチャマン」と呼ばれる「正義のヒーロー」である。アナログ筆記具の代表であるノートの形をした力の源を持つ彼らは単純に「悪と戦い打ち倒す」ことを標榜した、アナログ世代の言ってしまえば「古臭い」タイプのヒーロー。名目だけでなく実質的にも「悪はただ倒せば良かった時代」の「懐かしのヒーロー」だ。
 その性質に相応しく、絵に描いたような杓子定規の少年やら「敵と戦う」ことに喜びを見出す一見クールな熱血漢などで構成された彼らに、全く新しいメンバーが加わるところから物語は始まる。―そう、主人公たる一ノ瀬はじめだ。
 一見たわけた価値観を持ち適当に生きてるように見える彼女。だが実際は物事に全く先入観を持たず本質だけを見極めようとする非常に聡明な少女だ。場の空気を読まないのは言い換えれば何者にも流されないと言うこと。そういう確固たる自我でもって人々が依存を強めるGALAXも「ただの道具」と割り切り、何者をも許容しながら何物にも染まらない強靭無比な「個」の具象のような存在。実際ガッチャマンが当面「倒すべき敵」として対処してきた宇宙生命体に対しても彼女は瞬時にその本質を捉え、あっという間に和解してしまうのだ。

 そんな彼女が、もやもやとした人間世界の「善意」と「悪意」のせめぎあいに投入される。
 ひとつの強烈な「個」が渦巻く人間の情念の雲にもたらす作用とは如何に。

 『ガッチャマン クラウズ』とはそういう物語なのだろう。多分。

絶望の夏。

 季節は8月に入り。
 関西限定で、日曜朝に暗雲垂れ込める時期が訪れた。


 ―そう、その暗雲の名は高校野球中継!!


 何が辛いって他の地域とズレが生じるってのがきつい、ヒーロータイム。


 そんな暗澹たる未来を来週に控えつつ、今日のレビュウ。


 『獣電戦隊キョウリュウジャー』。割とみんなあっさりと獣電竜に認められて勇者となった感のある現行獣電戦隊。なりたくてもなれないジレンマをここに来て描く。彼女の場合、所謂継承者であった分余計にだったのだろうね。そういうジレンマの打開策は初心に帰るのが一番、と言うことで7人目の獣電戦隊爆誕というお話。レギュラーというわけではないが新たな決意と共に新戦士が生まれる展開というのはいいものだ。さて、割と深刻に壊滅の憂き目を見た様子のデーボス一味。次回より新展開の模様。


 『仮面ライダーウィザード』。何と言うか、ありとあらゆる事態が悪いほうへ悪いほうへ向かっているように見えてならない最近の展開。ソラは自分の求めるものの在り処に気付き、真由は力不足の痛感から企ての走狗となり、白い魔法使い笛木は残り時間の少なさから最後の手段に踏み切ろうとする。まだまだ事態に振り回されるばかりの魔法使いたち。それでも愚直なまでに己に出来ることを貫こうとするわけだが・・・果たしてそれは暗雲の未来に奇跡をもたらす魔法となりえるのか。どうやら9月まで放映延長が決まった様子のウィザード、最後の希望は何処にある。

孤高のさびしんぼ。

 へろへろ玩具レビューばっか続く底辺ブログに姫様降臨!!
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 開いてる箱には入り、閉まってる箱には乗る。それが猫的ジャスティス。


 家中のどこかを好き勝手にほっつき歩いているかと思えば人のいるところにそっと寄り添ってたりする。
 人は好きだけど、べたべたし過ぎない。この程度の距離感が適当。

炎の女子力。

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 「あら相変わらずステキ♪」
 「うぉあっ!?」

 ・・・・・・このブログ始まって以来の酷いトップだ・・・


 S.H.フィギュアーツに、久々に劇場版それなりに進行中の『TIGER&BUNNY』のキャラが登場。
 シュテンビルド8人のヒーローの一人、ファイアーエンブレムである。
 まぁ、致し方ないが魂web限定商品。


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 本名ネイサン・シーモア。高熱の炎を自在に操るNEXTで、ヘリオスエナジー所属のヒーロー。
 同社のオーナーでもある「ブルジョア直火焼き」。
 身体はマッチョ心は乙女の所謂オネエキャラではあるが、思慮深く気配り上手でヒーロー達のとりなし役を務める。

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 今までのヒーローと違い全身タイツ風のスーツだが、筋肉表現など造形は良好。
 作中ではCGで火炎のように揺らめいていたマントはメタリックのグラデーション塗装で、これはこれで綺麗。
 クリップ式スタンドは使いにくいということで、背中にはスタンド穴あり。

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 口元の露出したハーフマスクだが違和感無く造形されている。

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 頭身的にワイルドタイガーなどと並べても違和感は無い。
 
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 肘の上関節がちと硬い気もするが可動は良好。
 動かしても筋肉のラインが崩れることは無い。
 足首はダイキャストだが接地面積が狭く、自立は難しめ。

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 外向きになびいたマントも付属。
 ・・・あの専用マシンも立体化したらどんなサイズになるだろうか・・・

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 指先に炎を点した右手首。
 炎エフェクトはこれだけで、もっと派手な攻撃エフェクトなども欲しかったところ。

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 専用魂STAGEはweb限定でも健在。

 見た目も設定もアメコミテイスト全開のファイアーエンブレムを完全再現。
 正直ネタキャラ枠なのは否めないところだが、妥協無く作られていて結構満足。

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A.V.S.&ドラティア

Author:A.V.S.&ドラティア
 脳味噌無駄遣い道を探求する共謀者たち・一退役兵とドラティアが関西辺境から世界を睥睨しつつ発信するためにならないブログ。

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