召喚の軌跡。

薀蓄
10 /31 2007
 ―何だか1年半もかけてだらだらと続けた挙句先週全72柱を数え終えた邪道企画「おねがいソロモンせんせい!!」。

 悪魔事典みたいなコンテンツはネット上にいくらでもあるけど。
 共謀空間ならではの切口での紹介になってたかな?

 今回は72柱を序列順にソートし、各何回目で紹介してるか索引してみることにする。
 其々にリンクを張ればいいのかも知れないけど、手間だしね。


 1.「東の王」バエル(第七十二回)     
 2.「変化の公爵」アガレス(第十九回)
 3.「予言の貴公子」ヴァッサーゴ(第三十四回)
 4.「死霊の公爵」ガミジン(第十二回)
 5.「封印の総統にして導師」マルバス(第三十六回)
 6.「盗賊の公爵」ヴァレフォール(第六十二回)
 7.「炎の侯爵」アモン(第四回)
 8.「力天使の公爵」バルバトス(第二十七回)
 9.「主天使の王」パイモン(第三十一回)
 10.「星辰総統」ブエル(第二十二回)
 11.「賢明公」グシオン(第三十八回)
 12.「偉公子」シトリー(第十四回)
 13.「狂乱王」ベレス(第四十回)
 14.「射手の侯爵」レラージュ(第四十二回)
 15.「騎士心公」エリゴール(第七回)
 16.「真紅公」ゼパール(第四十四回)
 17.「醜悪公」ボティス(第二十六回)
 18.「蒼白公」バシン(第六十回)
 19.「怪腕公」サレオス(第六十四回)
 20.「端正王」プールソン(第二十五回)
 21.「博識伯」マラクス(第四十七回)
 22.「愚者の貴公子」イポス(第四十九回)
 23.「火炎公」アイン(第六十六回)
 24.「勇猛公」ナベリウス(第五十一回)
 25.「屠殺者の総統にして導師」グラシャラボラス(第五十三回)
 26.「龍公」ブネ(第五十五回)
 27.「美貌伯」ロノウェ(第五十七回)
 28.「残虐公」ベリス(第十三回)
 29.「恐怖公」アスタロト(第七十一回)
 30.「水域の公爵」フォルネウス(第六回)
 31.「探索者の総統にして君主」フォラス(第五十九回)
 32.「剣の王」アスモダイ(第六十九回)
 33.「家令公子」ガープ(第十八回)
 34.「雷と稲妻の公爵」フルフル(第五十八回)
 35.「第七座天使の侯爵」マルコキアス(第十七回)
 36.「鴉公子」ストラス(第二十三回)
 37.「不死候」フェニックス(第三十三回)
 38.「死と破壊の伯爵」ハルパス(第三十回)
 39.「詐欺師の総統」マルパス(第五十六回)
 40.「窃盗と破壊の伯爵」ラウム(第五十四回)
 41.「水域の公爵」フルカロス(第六十七回)
 42.「海洋公」ヴェパール(第六十八回)
 43.「堕落の侯爵」サブナク(第五十二回)
 44.「略奪候」シャックス(第二十九回)
 45.「獅子頭王」ヴィネ(第一回)
 46.「死者の伯爵」ビフロンス(第二十四回)
 47.「砂漠と水域の侯爵」ウヴァル(第五十回)
 48.「有翼総統」ハアゲンティ(第四十八回)
 49.「浴槽の公爵」クロセル(第四十六回)
 50.「刈除公」フルカス(第四十五回)
 51.「恐怖王」バラム(第二回)
 52.「戦士公」アロセル(第四十三回)
 53.「鶫総統」カイム(第二十一回)
 54.「座天使の公爵」ムールムール(第三十二回)
 55.「騎馬公子」オロバス(第十五回)
 56.「吟詠公爵」ゴモリー(第二十回)
 57.「豹総統」オセ(第八回)
 58.「炎の総統」アミィ(第六十五回)
 59.「星幽候」オリアス(第十回)
 60.「獅子公」ヴァプラ(第四十一回)
 61.「有翼公」ザガム(第三十九回)
 62.「龍総統」ヴォラク(第六十三回)
 63.「不和の侯爵」アンドラス(第十一回)
 64.「豹公」フラウロス(第九回)
 65.「美貌公」アンドレアルフス(第三十七回)
 66.「暗黒大陸の侯爵」キマリス(第六十一回)
 67.「一角公」アムドゥシアス(第三回)
 68.「虚偽と詐術の貴公子」ベリアル(第七十回)
 69.「五芒星形内の侯爵」デカラビア(第十六回)
 70.「願いの貴公子」セエレ(第二十八回)
 71.「異相の公爵」ダンタリアン(第五回)
 72.「正義の伯爵」アンドロマリウス(第三十五回)

 ―いやぁ。よく続いたものだ。
 これにて共謀空間の悪魔召喚コーナーは一端閉幕。・・・さて、次は何をネタにしようか。
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エナジーチャージャー増設。

玩具/ゾイド
10 /30 2007
 ―はるか西方の彼方から、

 「ジェットファルコンであらゆるゾイドを強化せよ!!」

 という電波を受信した。
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 ・・・まぁ、よく解からんがとりあえずやってみることにする。

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 デカルトファルコン。

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 デスファルコン。

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 ギルファルコン。

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 丑子ファルコン。


 ・・・電波にはこう返信しておこう。
 
 「ネタをくれてありがとう。だがあまりアホなことさすな」

時代に抗い切れない男。

システム
10 /29 2007
 共謀空間を守るセキュリティの牙城、TrendMicroのウィルスバスター。
 ―その最新ヴァージョンが、PCのOSに適合しないことが判明。

 ・・・・・・今後もVBのサービスを受け続けるには、遅くとも来年一杯の間にOSあるいはPCそのものを新しいモノにせねばならんのだ。

 今からOS替えるとなるとVistaだろーし、
 Vistaが今のPCで動くとは思えんし。

 ・・・・・・こりゃ、本体だけ替えるにしても最低10万は見積もらにゃならんなー。あいたたたたたた。

 
 もらいもん同然の自作機を使い続けてきたツケが回ってきたか。くそぉ。

あと3ヶ月ほど。

特撮
10 /28 2007
 毎週末は特撮タイム。
 ヒロイックなのやら割とそうでもないのやら。今回の展開やいかに。


 『セブンX』。人間の願望を媒介して人知れず行われる侵略、という搦め手ながら割と真っ当なインベーダー話。脳内寄生エイリアンが人間の思考をコントロールする(「ひぐらし」かい)だけでなく、彼ら自身人間の持つ欲求や願望によって進化していったという何とも皮肉な話。やはりこの作品にも地球人類の持つ弱さ醜さ愚かさを槍玉に挙げる傾向が強いな。円谷の特徴かな。
 そのまま人間社会に適合してりゃいいものを。わざわざ当初の目的に立ち返り地球に適応した殻を作って怪獣化。みすみすセブンに活躍の場を与えてしまうことになる。そりゃオリジナルからの伝統ではあるが。だがまぁ、こういう形態の侵略はそうそう根絶やしにできるもんじゃないというオチもついた。今回はエージェント・ケイやエスのスラップスティックなやり取りも加えて多少はお話を軽くしようと試みられてたようでもあったがちとスベり気味だったかな。


 『ゲキレンジャー』。事実上の臨獣殿最後の日。獣拳神復活による獣魂開花によりキャパ増大した新世代拳士、旧時代の存在である拳魔を打ち破る。展開早っ。水母老師も知らないうちに新勢力に整理され、ここに獣拳の上を行くことを目的に打ち上げられた臨獣拳アクガタは潰えることとなる。負の力を尊び、自身を高めるために他者全てを踏み台にする拳法が滅ぶのはヒーローもの的には必定なのだろうけれど。力を求める者の形態の一つではあるハズなんだよね。
 さて。戦隊では割と珍しい同シリーズ中における敵組織交替劇が起こる模様だが。タイミング的にはマジレンの頃の冥府十神編くらいだよね。


 『電王』。イマジンの司令塔カイのライダー抹殺計画本領発揮。自己の存在を消費して戦うゼロノスの弱点をついてくる。ピアノマンの頃ついてない君が危惧していた事態が現実のものになってしまったわけだな。おかげで愛理姉さんの心の傷はなかったことになってしまったわけだが。カイのいう「変えたほうがいい未来」とはこのことなのか。リセットの功罪。当然ついてない君たちとしては容れられるはずもない。が、覚えている人間がいない限り戻し様がないのが電王世界における時間の唯一絶対のルール。絶対消滅の危機を、今回は如何なる方法で切り抜けるのか。スラップスティック演出で軽く見せる『電王』、その重く暗い本領がいよいよ明らかになってきた。


 ―とか思ってたら。来週ヒーロータイムお休みだと!?どうにかしてくれんかなスポーツ中継ホントにもう。

今すぐ行こう約束の場所。

見物
10 /27 2007
 共謀者達が在住する京都府F市は。
 かの明智光秀公が交通の要所として拓いた街であり、国鉄時代から近畿北部の鉄道分岐点となっている。
 さらに。数十年前までは大江山炭鉱の鉱石を運ぶ北丹鉄道も通っていて、鉄道には縁の深い土地柄なのだ。
 故に。ここ最近は「鉄道のまち」としての町興しを図っている。

 その一環として。
 毎年秋には全国でも有数の規模のイベントが開催される。

 本日と明日の「ミニSLフェスタ」だ。
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 全国から愛好家によるミニチュアSLを募り、一同に会させて走行、試乗を披露するというもの。今年でもう8回目にもなる。
 街の中央にある公園とそれに繋がる大通りに総延長700メートルにも及ぶ軌道を敷き、お客を乗せて巡行する。小さいながらも石炭をくべる本格派で、力強く走る様はなかなかの迫力だ。
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 今年参加した車両は実に80両以上。公園に設営された本部はさながら小さな機関区。蒸気を吹き上げるSLやらモーターで走る電車が居並ぶ様を見るだけでも楽しい。
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 あいにくの天気だったがなかなかの賑わい。やはり日本人は鉄道好き民族だなぁ、と再認識したのだった。

借り物人生。

随想
10 /26 2007
 以前も書いたかも知れんが。
 実は「ビデオレンタル」というものを利用したことが無い。

 特に理由はないが。
 手続きに踏み切るのに何となく躊躇があるっちゅうか何ちゅうか。

 それでも。
 最近何だかビデオの予約録画が当てにならなくなってきてる気がするので、補完のためにぼちぼち利用も考えるかなー、とか思ってたりする。
 見たいタイトルもいくつかあるしね。

 明日から『仮面ライダー The NEXT』の公開が始まるが。
 今回鑑賞会のお誘いが無いので何かわざわざ見に行く気がしない。
 これもビデオリリース待ちかな。むむ。

伝説が終わる瞬間。

随想
10 /25 2007
 その昔。図書館小僧だった頃。

 日本の怪奇短編小説集なんかを読んでたら、
 かの江戸川乱歩先生の作品があったのね。

 『鏡地獄』という。鏡の持つ妖しい魅力に取り付かれた男の話。映像化もされたらしいね。

 この作品のオチは、「内部が鏡面の球体に入ってみたら気が狂った」という何ちゅーか救いのないモノ。
 確かに凹面鏡と合わせ鏡の組み合わせとも言える状態が如何なるものかはちょっと想像が出来ないが。


 これをね。先日TVの科学検証番組で実際やってみてたのよ。


 思わず「ダメだ!狂うぞ!!」とか思ってしまったわけだが。
 実際はそんな事はなく(当たり前だ)。「顔と背中が同時に映る」「顔が立体的に浮き上がって見える」等といった実に不思議な空間になっていたのである。

 昔抱いていた恐怖が。
 年月を経て解消されたという一時だったわけね。


 江戸川先生は実は大層な怖がりだったと聞く。
 恐怖心が強い方が、恐怖に対する感覚が敏感になり、想像力が広がってより怖いお話が書けるのかもね。

αにしてω。

薀蓄
10 /24 2007
 1年半に渡り性懲りもなく続けてきた週一企画。
 悪魔で見る人間界遍歴も遂に最後の一柱を召喚するときがやって来た。

 では。ゴエティア魔術至高の一篇をここに。

 
 「おねがいソロモンせんせい!!


 最終回:
 バエルBael

 66の軍団を統括する地獄第一の王にしてソロモン72柱の筆頭に記される「東の王」。それがバエルだ。カナアン・バビロニアの主神でありユダヤ・キリスト教最大の対抗信仰の主であった豊饒神バアルを起源とするバエルは、それゆえ悪魔に貶められた際最も醜くおぞましい魔神とされた。最も有名な姿は巨大な王冠を頂く人、猫、カエルのより合わさった頭部に直接蜘蛛のような節足が生えているというものである。そのような醜悪な姿で現れ、身の毛もよだつしわがれ声で話すというが、護符を携えた召喚者が命ずれば剣を携えた長身の男にも姿をやつすという。
 バエルはありとあらゆる知識を蓄えており、それらを任意に召喚者に与えその全ての欲求を満たすという。法律に関し事細かに教授することもあれば、男女の秘め事を始めとした官能的な知識を披露し召喚者の心を淫猥に染めるとも言う。奸智に長け、召喚者の様々な相談事に対しアドバイスを与えるがそれらはほとんどが悪巧みの類であるとも言う。また、姿を消す(周囲から人を遠ざける)魔術も伝授してくれると言われる。
 バエルの原形たるバアル神は強大な信仰であったがため、バエル以外にも様々な有力な魔神の原形とされている。暴食と腐敗を司る蝿の王ベルゼブブ、パリの守護悪魔ベルフェゴールなど。その名には単純に「主」という意味があり、世界全ての統治者としてヘブライの唯一神と対抗を続けてきたのである。


 「悪魔」という存在のアーキタイプとも言うべき存在。黒山羊が悪魔の印とされ、典型的な悪魔が山羊の角や蹄を持っているのはバアルのトーテムが豊饒を表す山羊だったから。そしてその行いは明らかに人間に対する「試し」である。甘い悦楽の誘いを囁き人の魂を堕落に導く反面、世界の真理を垣間見せる契機を与えることもある。至高の頂に上るか。欲望の闇に堕つるか。バエルの天秤は誰の心にもある。悪魔は人間が生み出したもの。人間の心とは悪魔のあり方そのものなのだ。

bael.jpg

嬉しいこと悲しいことも全部丸めて。

アニメ
10 /23 2007
 「現代人は孤独だ」と言われて久しい。

 世の中これほど人で溢れ返っているというのに。誰もが言い知れぬ孤独感を抱いて生きている。
 他人と関わるのが怖い、という矛盾した思いもまたあるからだろうか。

 だから。
 上っ面だけで済ませるコミュニケーションに人が群がるようになったのかもしれない。

 生きた人相手ではなく、ただのテキストチャートを辿るコミュニケーションごっこに興じる輩がいるのもまたそんな風潮の一環か。

 いやまぁ。
 とあるギャルゲ原作アニメ見てたらふと思ったこと。タイトルはええと何だっけ。「蔵等」?

 この作品の登場人物は何ちゅーか、いろんな意味でマイペースでコミュニケーション能力に不自由してるような手合いがほとんど。
 あらゆる意味でポンコツな触角パン屋の娘を始め。理不尽に暴力的な辞書投擲少女。肉体言語な美少女いんぱら。図書館妖怪。ヒトデ教布教幽霊。
 見てて不快というより意味もなく心配になってくるほどに噛み合わないやり取りの連続。それなりに一所懸命なのにやることなすこと裏目に出るメインヒロインの触角娘にはハラハラさせられっぱなし。

 これらの奇行は。
 みんな彼女達の抱えるデフォルメされた孤独感を表現しているのだろう。
 自分の外側に広がる世界とのチューニングが今ひとつ上手く合わない。故に、聊かユニークすぎる言動になってしまうのだ。

 この作品世界における理想の状態は、
 何やらみんなのうたモドキなED曲に歌われている。
 何も欠け落ちておらず、何処も尖っていない、まん丸な心。皆がそれを持つようになれば、互いに柔らかくふれあい、誰もかもが仲良く幸せに暮らすことが出来る。

 そんな理想郷を標榜しているだけに。
 本編の不器用に過ぎるコミュニケーションは何とももどかしい。

焦る。

システム
10 /22 2007
 ―うぉ。入れたよ。

 何やら回線が不安定で、DB error(L001) という表示のみが出て管理画面に入れない事態が発生。

 調べてみると、このブログでは半年に1度ほど起きる現象みたいだ。
 「毎日更新」だけが取り柄みたいな共謀空間にとっては悪夢のような事態だなぁ。

 おかげで書いてた記事がプァ。テンション下がるなー。
 
 これからは記事投稿する前にコピーしといたほうがいいかな?

薄ら寒さも特撮の味。

特撮
10 /21 2007
 秋が深まるどころかすでに冬の声が聞こえつつあるようにも思える昨今。
 そんな週末はやはり特撮レビュウなわけだ。

 『セブンX』。昨今の人材派遣業の人を人とも思わぬ実情をモチーフにしたとさえ思える、何とも寒々しい「仕事」の話。職を求めて集まる者たちをトラックの荷台に押し込めて運ぶ、なんてのは実際あることなんだからやるせない。「落伍者」「負け組」とかのレッテルを貼られ社会システムから零れ落ちた人々を集め、その何もかもを搾り取る。「雇用者」の感覚は完全に「廃物利用」。楽に日銭が稼げると聞いた人々は喜んで命すら削ってみせる。その無気力感、絶望感は全く以って最近の世情と共通するものだけに圧倒的なリアリティを伴う。
 セブンの活躍によって一つの事件は解決する。だが、彼らのような「望み無きもの」を増やす世情が改善されるわけでは全く無い。ヒーローというものの限界を3話目にして見せつけるダークSFサスペンス。この味は円谷にしか出せないものかもね。

 『ゲキレンジャー』。あざとい言い方をするとしたら。クリスマス商戦対応大型アイテム登場編。獣拳の開祖のモトネタの銘セリフ「考えるな感じろ」で拳魔すら圧倒してしまうという。開祖の説いた境地をなぞるものと認定されたか呆気なく操獣刀は手刀の人の手に。無限に発展する可能性を持つ未完成の者は既に完成した者に勝るというヒーローもののお約束。ま。順当だわな。
 捕われの拳聖を解放するには拳魔を倒さねばならぬというわけで残り2拳魔にも死亡フラグが立ったも同然なわけで。善悪の対立よりも「強さ」に対する姿勢の違いをテーマに据えた本作としては、単純な「悪い奴」にはとっとと退場されたいところなのかもね。

 『電王』。番組始まって以来の危機的状況をかーなーりーの力技で解決してしまったこちらも大型アイテム登場編。しかし敵イマジン陣営の首魁たる謎の男カイの存在の不可解さを際立てたEPでもあった。自分自身をイマジン実体化のフィルターとして使い、任意の時間に送り込む。どの時間にも存在しイマジン時間跳躍のゲートとして機能した後は崩れて消える。その様は「桜井侑斗」のあわせ鏡のよう。「未来への分岐点」が近づいた今、彼の暗躍は「何者かが望む未来」へ向けてさらに活性化する。―そして、その「ある未来」とは、モモさんを始めとするデンライナーのイマジン達がやって来た未来でもあるのだ。電王が戦い勝ち取ろうとする未来にはイマジンはいない。モモさんもリュウ坊もそれはわかっているはず。それでも。自分達のために一所懸命になってくれるついてない君のためにイマジンズは協力を惜しまないのだ。切ないなぁ。

安物買いのマジ銭失い。

システム
10 /20 2007
 アジトで稼動しているDVDレコーダーがどうしようもない安物だということは以前も書いたと思うが。

 最近、ディスクのフォーマットさえ出来ないという事態が重なり始めた。

 機器のせいかディスクのせいかは分らんが。
 新品のディスクが使えません、というメッセージには正直泣きたくなる。

 銘柄によるものなのか。それとも買い置きの古いディスクのせいなのか。
 安定して使用できるディスクが限定されてきてる感じで、しかもそれ最近は売ってなかったりする。

 やっぱ多少の出費覚悟でHDDレコーダー導入すべきなんかなぁ。むぐぐ。

時間軸の点と線。

随想
10 /19 2007
 ―先日『ef』というアニメを取り上げた中で。
 ヒロインの一人が電波っぽいようなこと書いちまったが。

 実は彼女は「記憶障害」を患っていることが次の回で明らかになってしまった。
 記憶が13時間しか持続しないのだ。
 メモなどをとって可能な限り生活に支障がないようにはしているものの。昨日出会った人は今日にはもう見知らぬ人になっている。今日また出会っても明日にはまた見知らぬ人になっているのだ。だから反応が、ギクシャクしてくる。

 まいった。
 実は記憶障害を始めとする高次脳機能障害に関してはリアルで聊か係わり合いになることがあるため、ちょいと迂闊なこと言っちまったなーあやややというところだ。

 『電王』風に言うなら。
 記憶とはその人が生きてきた「時間」そのもの。
 そのつながりが正常性を失ってしまうということは。ある意味時の迷子になってしまうようなものなんじゃないだろうか。
 その人に「過去」はあっても。「未来」は無いのだ。
 
 この作品中のように本人に明確な自覚がある場合。
 それは何分何時間かの先に今現在の自分が確実に「いない」ことを知っていることを意味する。
 連綿と続く「死の宣告」に等しいのだ。これほどの恐怖が、あるだろうか。

 そんな恐怖を日常のものとして生きている人が今の世には大勢いる。
 それを思うと、生半可な生き方は出来んのかなぁと今日も漫然と過ごしつつも思うのだった。ああなんてダメ人間。

何事とて明日はわが身。

随想
10 /18 2007
 ―そうか。もう丸3年になるんだな。

 兵庫県T市を水没させ、京都府M市でやはり沈んだバスの屋根の上で乗客が夜を明かしたあの2004年の台風23号から。

 あれは強烈な台風であると同時に、それまで我にとってはTVニュースの中の存在でしかなかった「被災者」にさせられた出来事でもあった。
 ―まぁ、職場から家に帰れなくなっただけだけどね。道筋の病院の待合室で夜明かしした程度で被災なんていうもんじゃないな。

 その帰り道はなかなかにスペクタクルで、正直目を疑うような情景にも出くわした。道端の少し高い所にあった家が丸ごと滑り落ちて道を塞いでいる。強風で看板が剥がれ飛び、電線がぶち切れて火花をあげる。頭の上を何だか良く分らないでっかいものが飛んでいく。
 通い慣れた道路が冠水し、しかもひたひたと水嵩を増してゆく様に相当の恐怖感を覚えたものだ。
 職場とは川一つを隔てているのだが。川が渡れない、ということ一つだけでも人間は何と非力なんだろうとさえ思ってしまったのだった。

 もう2度とあんな目にはあいたくないものだが。気候変動で年々台風は強大化の傾向にあるらしいしなぁ。むぅ。

セミファイナル。

薀蓄
10 /17 2007
 実に1年半に及ぶ悪魔探訪録もいよいよ大詰め。
 有名どころが残った状況今回は。


 「おねがいソロモンせんせい!!


 第七十一回:
 アスタロトAstaroth

 40の軍団の指揮をとる地獄の偉大なる公爵である。序列は29。黒ずくめの美しくも尊大なる天使の姿をとるこの「恐怖公」は、召喚すると手にクサリヘビを持ち、血塗られた唇に笑みを湛え地獄の龍に乗って現れる。出現の際、強烈な悪臭を伴うとも言われる。
 世界全ての秘密を知り、人文科学に通じ、過去と未来全てを見通すというアスタロトは地獄でも有数の力を持つ強大な魔神であり、召喚には多大な危険を伴う。強い加護を備えたアミュレットなどの呪術的な触媒を介さなければ、その怨嗟と妄執を源とする地獄そのものともいえる魂に耐えることなど出来ないという。しかし、召喚に成功したものには常に真実を語り、その向学心には敬意を持って応ずるという。性格は基本的に怠惰で気まぐれ。安逸と人間の苦悩を喜び、勤勉なる者を堕落に誘う。
 アスタロトは堕天する以前は座天使であったとされるが、その起源は古くフェニキアの主神である天空の女神イシュタルがその原形であるという。シュメールの太母神イナンナに始まる世界中の大地母神の原型であり、その戦の女神としての側面はカナアンの軍神アシュターにも受け継がれる。母権社会の象徴であったイシュタルは、父権王族を頂くユダヤ・キリスト教により男と交じり合った悪魔アスタロトに貶められたのである。


 悪魔とはすなわち、敵対者、敗北者の象徴でもあった。征服者勝利者の正当性を象徴付けるため、敵対するもの、打ち破ったものを絶対的な悪しき存在として変質させたのだ。スリランカではインドの守護精霊ヤクシャが病魔ヤカーとなり、日本では大和朝廷が駆逐した先住信仰が悪鬼邪神と成り果てた。 
 あり方を他者の都合で捻じ曲げられ、貶められ、排斥される。それに勝る恥辱があろうか。その怨嗟、憎悪、妄執渦巻く情念。それこそが地獄のあり方なのかも知れない。

astarot.jpg

苦楽は糾える縄の如し。

随想
10 /16 2007
 ふと思ったが。「糾える」ってアザナエルと書くと天使の名前みたいだよな。

 ・・・いやまぁ。今日はDが書く予定にしてたんだが何かあったらしくて書く気にならんそうだ。
 突然振られたがこちらとてネタがあるわけじゃない。困ったなぁという気持ちで行を稼ごうとする姑息な手段。

 ま、そんな日もあるわな。どんまい。



 今月は買う予定の玩具も無いのでネタが欠乏しがちだなぁ。経済的には助かるけど。
tora.jpg

わんもあちゃんす。

折々
10 /15 2007
 以前咲くのを楽しみにしつつ開花を見逃してしまった「月下美人」だが・・・

 先日見ると、秋も深まったというのにまた新しい蕾をつけている。
tubomi2.jpg


 間抜けな我らのためにもう一頑張りしてくれるようだ。
 今度こそ見逃さんようにせねば。花は愛でてこその花なればね。

夜から朝まで特撮。

特撮
10 /14 2007
 さぁて。土日は特撮レビュウだぁよ。
 深夜3時半から朝8時までのお楽しみ。今週はどんな感じかというと。


 『セブンX』。太田愛脚本では恒例の彼岸への旅立ちを望む人たちのお話。高度に管理化され、マニュアル化された未来社会。それは人間の類型化、均一化、そして個性の磨耗を呼ぶ。そんなあり方に疑問と疲れを覚えた人々の心の隙間に忍び込んでくる甘い誘い。寝床に背丈をあわせるかのような社会から抜け出し、この世のただ一人である自己に回帰しうる「どこか」へ旅立とうと謳いながら、「舟」はやってくる。ささやかな希望を噛み砕く牙を隠し持って。闇と虚ろで閉ざされた舞台をさらに強調するような今回のEP。主人公自身が過去を失った境遇であることも相まって、どこか「己」を見失ってしまいがちな現在社会を表現する事を試みているようだった。ヒーローものの爽快感は薄いが、何らかをカリカチュアしたようなシチュエーションにどこか惹かれる。『セブンX』とはそんな作品だ。


 『ゲキレンジャー』。お話が一つの山場に来てるのにどー言うわけか挿入される京都太秦映画村ロケハン編。どうやらこの時期開催される映画村ヒーローイベントがらみのようだが。それにしても冬にならぬうちに忠臣蔵ネタとはどー言うことなのか。とか思っていたのだが。
 記憶を失った途端ロクデナシと化す理央様とか。徒手空拳のゲキレンジャーVS世界の斬られ役福本先生とか。映画に続いて実現する呉越同舟獣拳合体とか。なかなかにネタ満載の娯楽編だったのだ。
 ―そんな風にお江戸テーマパークで遊んでる間に現実では大変なことになってるわけだが。七拳聖が敗れ拳魔の猛威に晒されることとなるカクシターズ。さてどう戦うのか。

 『電王』。イマジンサイドの首魁級出現。ついてない君に対する最初の刺客であったことなど最早誰もが忘れているリュウ坊と対峙する。最初は愛理姉さんの存在だけが安全弁だったリュウ坊もデンライナーの面々と共に過ごすうちすっかり馴染んでしまったわけだが。裏切り怪人にはペナルティがかかるのがモグラ獣人から続く仮面ライダーの伝統。いずれはお姉ちゃんとも別離しなければならない運命に怯えるリュウ坊を利用した挙句始末しようとする謎の男カイ(改変のカイなのか?)。暴走するデンライナーと変身不可能な電王、という番組始まって以来の大ピンチ。流石にだんだんシリアス味が強くなってきた。変に暗くなったりはしないのが救いだが。さて。


 危ないからマネしてはいけません。
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世界に「敵」は必要か?~アニメ編~

アニメ
10 /13 2007
 特にネタも無いので。
 また『ガンダムOO』のことでも書く。

 戦争を題材とはしているが。
 基本的にガンダムはデザイン的にも記号的にもヒロイックな「正義の味方」ではある。―まぁ最近は「悪者のガンダム」も珍しくは無いのだが。

 「武力による戦争の否定」というこの番組におけるガンダムのスタンスも要するに「世の中から戦争を無くすためにガンダムが活躍するんだー」という「正義」を成さんとするような印象はある。それは2年前の種のピンクの歌姫率いるテロ集団のように「お前ら皆悪い奴なんでわれ等が力ずくでやっつけますよ」というスタンスと変わらないように見えるわけだな。

 だが。
 本日の放映を見ると、どうも少々違うらしい。

 ガンダムの所属するNPGOソレスタル・ビーイング。彼らは「世界全ての敵」を意図的に標榜する集団であるらしいのだ。

 かつて。ここで「世界にショッカーはいない」という話を書いた。解かりやすい絶対的な「悪」等というものはこの世に存在しない。故に方向性の違う各々の「正義」を振りかざし人々は争うのだと。

 ソレスタル・ビーイングは。
 どうやら23世紀におけるショッカーとして世界に圧力を加えることを目的として組織されたらしい。
 子供にでも分りそうな矛盾した理念を掲げ、聊かミニマムなレベルではあるが戦争行為に介入し陣営の区別無くばかすか殺戮する。
 劇中でも云われた通り、「どの陣営からも反感を買う」ような行動。それはまさしく彼らの目的そのもの。
 そうやってあらゆる陣営にとっての「共通の敵」として君臨することで、いがみ合う各陣営の足並みを揃わせること。それがソレスタル・ビーイングの本当の理念であるらしいのだ。

 こんなスタンスの主役サイドを持ったアニメは、ちょっと見たことが無い。

 まぁたかが4機のガンダムで世界全体の脅威となりうるかどうかはわからんが。ガンダムによるゲリラ活動などほんの先触れに過ぎないということなのかもね。ちょっと意外な面を見せたこの番組。少々見る目が変わってきた。

まだだ。まだ終わらんよ。

随想
10 /12 2007
 ―今年からなのか。プロ野球両リーグにクライマックスシーズンなんてのが出来たのは。

 リーグ優勝チームとはまた別に日本シリーズ挑戦権をかけて上位3チームが対決するまさしく佳境に用意されたステージ。メジャーリーグのプレーオフみたいなもんか。少し違うか。

 状況にもよるがリーグ優勝ってのは早いうちに決まってしまうものなので、これはこれでシーズンを最後まで楽しんでもらうためにはいい工夫なんだろうね。相撲だって優勝争いは千秋楽までもつれこんだ方が面白いに決まってるし。
 優勝チームにはそれなりのアドバンテージもあるわけだし、優勝の望みが消えたチームにも起死回生のチャンスがある。バランスとしては丁度いいのかもね。

 われら野球なんてほとんど見ないが。
 結果だけ見ていってもそこそこ楽しめたりはするわけだ。

エンタープライゼス。

アニメ
10 /11 2007
 あー。
 共謀者達が所謂「ギャルゲー」をやらないということは以前も書いた。

 だが。
 今期の深夜アニメにはギャルゲー原作のものが妙に多い気がして何だかなーではあるわけだ。

 それでもそんな中。
 ちょいと気になるタイトルが一つあってチェックしてみたぞ。
 『ef~a tale of memories』だ。

 ことわっておくが原作ゲームにはこれっぽっちも興味は無い。
 ただ、監修:新房昭之、制作:シャフトというスタッフにちと心引かれるものがあったのだ。
 ―そう。『ひだまりスケッチ』『さよなら絶望先生』などの製作者だ。

 新房氏は今回監修どまりだが、それでも独特のカットワークによる特徴的な画面作りは健在。各々関連はあるのだが今の所全く繋がらないいくつかの場面を並行して描写してゆくという内容にもマッチしていると思えるし、ヒロインの一人である眼帯少女のいささか電波入った心理描写にも一役買っている。

 今までのギャルゲアニメと違い視点が定まっていないため見る分には少々戸惑う向きもあるかもしれないが、部分部分と全体をあわせて見てゆくようにすれば作品としての体裁が見えてくる構造になっているとすればこれはこれで楽しめそうだ。拾い物か、な。

背徳の耐え難き甘さ。

薀蓄
10 /10 2007
 残すところあと三柱。

 最早何も言うことはあるまい。今週の

 「おねがいソロモンせんせい!!


 第七十回:
 ベリアルBelial)

 50あるいは80の軍団を従える地獄の偉大なる王。序列は68。地獄の君主ルシファーに次いで創造されたというベリアルの名には「無価値」「邪」「偽り」等の意味が含まれ、「偉大公爵」「暗殺神」「虚偽貴公子」等の異名を取る。炎に包まれた戦車に騎乗する美しい二人の天使の姿で現れ、その物腰は威厳と気品に溢れており、甘く耳に蕩けるような声で話す。―だが、その魂は他の何者とも比べようが無いほどに汚れ、歪み、下劣であるという。
 悪徳そのものの具象とさえ言えるベリアルは自分以外の一切を欺き陥れることだけを考え、そのためにだけ行動する。甘く妙なる響きを持つ声は如何なる低俗で醜悪な内容であっても神の言葉のように正しく清らかに人の耳に伝わる。その舌はかつて神の子イエスを地獄の権威を奪った罪びととして告発し、また二つの街ソドムとゴモラを背徳に沈め破滅に導いた。人に社会的地位を授けるといわれ、その魔力は比類なきほどに強大であり誰もがその力を借りることを欲するが、彼にとっては召喚者でさえも欺瞞と嘲弄の対象でしかない。彼の加護を得ようとしてもその先に待っているのは最低最悪の形での破滅以外ありえないのだ。故に、ベリアルはソロモン王に封印された魔神の中でも最も危険な存在であると伝えられる。


 「悪」とは何ぞ。自身の欲望に忠実であることか。単なる価値観の相違から生じる齟齬に過ぎないのか。―否。そんなものは建前に過ぎない。誰にでもあるはずだ。自身には何のかかわりも利害もないハズなのに、人の不幸を喜び、弱者を蹂躙する事に快感を覚え、あえて律法を冒さんと欲することが。論理的な理由など何も無く、人は悪徳を悪徳そのものとして喜ぶ気持ちが必ずある。内なる悪魔は囁く。「悪」とは何ぞ。そして、それにどう向き合うのか。

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究極魔法ヤスミーン。

随想
10 /09 2007
 最近、

 「眠いのに眠れない」

 というステータスに陥ることがあって困る。


 やることがあって寝たくても寝られない、という意味ではなく。
 眠気を覚えて寝床に入っても寝付けないのだ。

 これは困ったもんだぞ?
 何かをする気力も湧かず。
 かといって休むこともままならぬ。
 結果心理的に疲労感を募らせることになる。

 まさかとは思うが。
 鬱の兆候だったりせんだろうな。
 勘弁してくれよ。はは。

コネクションの意外な効用。

味覚
10 /08 2007
 父の代からの知人に、

 「従軍経験とシベリア抑留経験のあるベテラン獣医さん」

 なんて物凄い波乱万丈な方がいるのだが。

 

 とあることがきっかけで、この方からいい肉を頂いたぞ。
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 やったぜかあちゃん。今夜は今期最初のすき焼きだ。
 共謀者呼んでこい。おじさん取って置きの山田錦大吟醸開けちゃうぞ。

新番組開始。

特撮
10 /07 2007
 先週述べた通り。
 新しい特撮番組の放映が始まった。

 そう。『ウルトラセブンX』だ。

 特撮ヒーローモノとしてのみならずハードなSFドラマとしての側面からも評価の高い『ウルトラセブン』を、最近ちょくちょく見かける「大人向け特撮番組」として現代に蘇らせたニューヒーロー。深夜枠1クールながら、それなりに話題を呼んだ1本だ。

 さて。内容は、というと―

 ・・・・・・まぁねぇ。去年春の『メビウス』ほどには心に響いてこない第1話だったかなぁ。

 近未来。空中をアドボードが行き来し、何処となく退廃的な雰囲気をかもし出す夜の街。言ってしまえばリドリー・スコットの出来損ないか。主人公は記憶喪失。登場人物はほぼ全てコードネームで呼び合う。人々の中に紛れて暗躍するエイリアンたち。
 ―何というか。あまりにも虚構的で息苦しささえ感じる舞台だ。
 記憶が無く状況を全く把握できない主人公の視点で描かれているため、全てが曖昧で捉えどころの無い導入編だったように思う。
 でもまぁ。『GARO』と同じ人の監督による生身アクションはなかなか頑張ってたし。時間的に少なかったセブンのアクションもまだまだこれからというところ。とりあえずはまぁ、様子を見てみようかと思う。


 さて。一夜明けてヒーロータイムの方は。

 『ゲキレンジャー』。集結!獣源郷!!というお話。獣拳究極の力を巡っての聖地激突編導入。やっぱり何か蚊帳の外扱いなシタッパーズ5人組が憐れを誘う。歴代でも不遇な戦隊だよね全く。
 正義の使命やら悪の野望やらよりも、「強さ」というものの意味を問うのが主たるテーマの『ゲキレン』。果たしてこれは吉と出てるやら否や。

 『電王』。いつもよりやや遅め。最強フォームお披露目の回。・・・だが、これほどに必然に迫られ、これほどに切なく、―そしてこれほどに頼りなさげな最強フォームがあっただろうか。自分に力を与えてくれるイマジン達との時間上の分岐点を越えつつあるついてない君。それでも。彼が大好きなイマジンたちはどうにか力になろうとする。悲壮な覚悟で闘いに臨む桐矢の人を始めとする割り切れない何もかもを背負うために強くなりたいと欲するついてない君と、彼から徐々に引き離されつつもその想いを必死に汲み取ろうとするモモさん達。ライナーフォームはそんな彼らが出した一つの答え。やや足元が覚束ないながらも、支えてくれるイマジン達と共についてない君は遂に一人で立つのだった。
 いつもの如しのスラップスティックなやり取りの裏に見え隠れする別離の予感。「時と記憶の物語」はゆっくりと、だが確実に終焉への路線を進み始める・・・

 どんな形であっても。並び立ち悪に挑むライダーズの姿は心燃やしてくれる。
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またガンダムかよ。

アニメ
10 /06 2007
 まぁ韜晦しても始まらんが。
 我ら共謀者はご多分に漏れずガンダム世代なわけだよ。

 ファーストでロボットアニメの新境地を目の当たりにし、当時何処にでもいたガンプラ少年となって開店前のデパートの入り口に並び、映画化されてどんどん手垢にまみれてゆくこのタイトルを見守ってきたという人生の黒歴史を持ってるわけだな。そういう奴は結構転がってるとは思うが。

 だが。
 今の我らのガンダムファンとしてのカテゴリは揃って「ブラックガンダマー」。
 イヤと言うほど氾濫するガンダム関連のメディアや商業展開に極めて冷笑的な態度で臨んでいるわけだ。
 事実。割といろんなモノが溢れているアジトの部屋だがガンダム関連はほぼ皆無であったりする。面白いなー、と思って見た最後のタイトルが『∀』だという状態。種なんかは他愛無く笑って見てたくらいだ。

 そんなガンダムだが。
 周知の通りまた新しいTVシリーズが開始された。『OO』だ。○○じゃなくて。

 何というか。2年前の種で「なんじゃそら世の中舐めとんのか貴様ら」と思わせた部分を「それがどうした文句があるか」と開き直って主軸に据えたような筋立てである。ドロドロとした混迷の現状に、ファンタジックかつ分り易すぎる手段での理想をぶっ立てようというお騒がせ組織が主役。『コードギアス』とか見た目にはお題目どおりの目論見には見えなかったりもするんだが。そんなの一切無しに本当に自己矛盾踏まえた上で理想を掲げていくというのが狙いであるとも思える。開き直った輩は怖い、というところか。

 ただの兵器から、現実的に描かれる架空世界にもたらされるヒロイックな理想の象徴とも言うべき一種の偶像として描かれるようになった「ガンダム」というタイトル。半期2クールずつで展開される本作、どういう方向に向かうのか。まぁそれなりに眺めてゆこうと思う。

 ―やっぱり関連商品には食指が動かんわけだけどね。

合成樹脂と溶剤と。

玩具/その他
10 /05 2007
 思えば。
 我らももう模型離れして久しい。
 最近作ったプラモデルなんて食玩のミニキットくらいのものだ。

 今にしてみるとねぇ。
 プラモデルって相当に時間を食うホビーなんだよね。
 綺麗に仕上げようと思えば特に。

 これは我らだけに言えることでもないのかも知れない。
 ホビーもあまりに多様化してしまい色々楽しむには手間暇懸かるものは敬遠されがちなのだ。
 よって。綺麗に形成色が分けられたり接着剤不要のスナップフィットになったりと手をかけずとも綺麗に仕上がるキットが主流になってきている。ってことなのかな。
 ―おかげで価格が矢鱈高騰してきてる気がするのは気のせいなのかなぁ。

 時間が思いっきりあったら。
 ゆっくりとプラモデルを作るひと時を持ってもいいかも知れんなぁ。
 
 ―まぁ。それもまたモチベーションの問題が関わってきたりするんだろうケド。

番組改変期も過ぎてるわけだが。

アニメ
10 /04 2007
 10月に入り。
 TVプログラムも切り替わりの時期を迎えてるわけだ。
 深夜アニメウォッチャー共謀空間としてもこの時期は色々と思うところがあるわけだけど。

 思えば前期はなかなかに盛り沢山だったな。2クールモノが多かったし。
 先日取り上げた『らき☆すた』はもとより。

 巨大ロボに恋する少女(比喩的な意味でなく)の話というどういう顔していいかわからないシロモノになっていた『アイドルマスターXenoglossia』とか。まぁありきたりのアイドル育成アニメだったりしたら見なかったとこだが。
 いたいけな少女が訓練で後輩を吹き飛ばす鬼軍曹に成長し今時珍しいくらいマッドな科学者をやっつける『魔法少女リリカルなのはStrikerS』とか。―何か「魔法少女」と銘打つアニメでは普通お目にかかれないサツバツとした大量破壊アニメだったわけで。
 状況の具体的な説明など何一つ無く雰囲気と演出の巧みさで魅せてきた『Darker than BLACK黒の契約者』とか。コレ面白かったな。圧倒的な情報量を持つにも関わらずその表層だけを見せてる感が。深いお話とはこういうのを言うんだろうな。つうか桐原警部があんな可愛いキャラになるとは夢にも思わなんだ。

 他にも。原作の言葉遊びに留まらずひたすら意味の無い「画面遊び」を繰り返してきた『さよなら絶望先生』、
 作った人のシュミ以外何があったんだろうかと思わせる『スカルマン』、
 つまるところはいささか傍迷惑な事態を伴う初恋物語だった『Code-E』などなど。

 大当たりは無いにしろ外れも少ないまずまずの豊作だった。

 さて今期はどうかというと。―マンガ原作5本、ラノベ原作3本(うち1本は第2期)、ギャルゲ原作4本などか。あまり気を引くタイトルは無いのだが。

最終コーナー回った。

薀蓄
10 /03 2007
 最後の直線に入った連載企画。
 ここからは残った魔王級の連中が登場。はてさて。


 「おねがいソロモンせんせい!!


 第六十九回:
 アスモダイAsmoday

 アスモデウス、シュドナイとも。72の軍団を統べる地獄の偉大な王であり、地上の虚しき富を司る悪魔マモンの副官であり、彼自身七つの大罪のひとつ「情欲」の罪を司る。序列は32。「剣の王」「復讐公子」等の様々な異名をとる。その姿は牡牛、牡羊、王冠を被った人の頭を持った巨人で、脚は鵞鳥で尾は蛇。槍と軍旗を携えてドラゴンに跨り現れるという。
 恐ろしい姿と絶大な力を誇るアスモダイだが、性質的には意外なほど人間的且つ寛大な側面を見せる。その前に立ち臆せず名を呼びえた人間には気前良く幾何学や天文学、数学や工芸術などを教授し、「星回りの指輪」なる宝物や姿を消す魔法を与える。
 アスモダイはまた、聖書などにエピソードの多い悪魔でもある。ソロモン王に使役され宮殿の建築に従事した後、王を欺き暫く成り代わってしまうも宰相に見抜かれる話。人間の美しい娘に懸想して取り憑き、求婚者を次々殺害するも天使ラファエルの知恵により追い払われる話。地獄の遊戯場を取り仕切り、放蕩と過失をばら撒くともされる。
 アスモダイの原形はゾロアスター教の天魔の一柱アエーシュマであるといわれる。堕天する前は熾天使であったとされ、律法学を学んでいたという。


 悪魔に力を与えるもの。それは取りも直さず人間である。人間の崇拝、畏怖、願望を集めて悪魔は力をつけてゆく。―即ち。強大な悪魔ほど、実は人間と接する機会が多いとも言える。
 地獄の底にこもってなどいられない。力を持ちたくば強く、気高く、弱く、愚劣な人間達と関わるべし。強大な力を持つ悪魔ほど、人間に「親しまれる」存在だといえるのだ。

asmodeus.jpg

モチベーションて大事だよね。

随想
10 /02 2007
 ―うんまぁ。何一つやる気が起きない時ってのはあるもんで。

 そういう時は玩具を弄る気にもTVやビデオを見る気も起きないわけで。

 無論ネタを搾り出すことも出来ないわけで。

 

 何をかやらかすモチベがばばばーんとやってこないもんかなぁ。マウスで絵を描いてた頃の自分は一体何処に行ってしまったんだろう。

A.V.S.&ドラティア

 脳味噌無駄遣い道を探求する共謀者たち・一退役兵とドラティアが関西辺境から世界を睥睨しつつ発信するためにならないブログ。

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