愚者を装う賢者を畏れよ。…ただしこの世にはその逆ばかり多い。

# 君子でなくとも豹変す。

 毎年6月第3日曜日はおじさん達の棒振り中継が続いてヒーロータイムはお休みなのが定例だったが。
 今年は放映時間変更の賜物か普通に放映あり。

 …初めて時間が変わってよかった、と思えたよ…


 そんなわけで恒例のレビュウどこの誰にも頼まれてないのにやっちゃうよー。


 『仮面ライダービルド』。仲間入りからこっちずんどこおかしな側面を出し始めてきた幻さんに悶絶。放映初期からの因縁の敵だったのを味方キャラとして親しみ持たせるための演出かも知れんがもう少しどうにかならなかっただろうか。美空の壮絶なダメ出しラッシュの果てに結局以前の黒コートに(不本意そうに)戻ってくれりゃいいんだが。さもなきゃ出てくるたびにシリアスムード台無しだよ。お話の方は先に仲間入りしたかずみんが主役。壮絶な死亡フラグが立ってしまったが今後ちょっと戦うたびにハラハラさせられそう。そして復活の主人公桐生戦兎は葛城と脳内でお話するように。そして突如持ち上がる悪魔の科学者・父の生存説。この期に及んでもまだまだ新事実が出てくるもんだなぁ。


 『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』。フィクションの警察組織とかの上役は無能でないと出世できないのかとすら思えてしまう、困った上司登場編。いや見るべきところはそこじゃないのかも知れんがあまりにも外面ばっかり気にしてる典型的なバカ上司過ぎてなぁ。多分ゴマすりだけで出世したタイプに相違あるまいよ。そんなわけで陽川咲也すわ懲戒免職か、というお話だったわけだが。昼行燈を装った切れ者ヒルトップ管理官の存在感も光った一編なのだった。
スポンサーサイト

# 反撃ターン。

 こう、蒸し暑ささえなければ。
 細かい雨を含んだ梅雨時の空気と言うのもそう悪いものではないよね。

 そんな落ち着いた気分の日曜日は、
 毎週恒例の、ヒーロータイムレビュウである。

 『仮面ライダービルド』。科学者の陥る暗黒面の典型状態の内海。科学のポジティヴな側面を信じる葛城(戦兎)。同じ科学を志す者のコントラスト。考えて見りゃどっちも漂白前の幻徳にいいように利用されてたのは同じなわけで。そりゃ幻徳も内省から無茶の一つや二つするようになるわなぁと。だが。ただの科学者とヒーローには決定的な違いがある。何度裏切られようが利用されようが打ちのめされようが。ふてず曲がらず諦めないのがヒーロー。そんな科学者らしからぬ非論理的な心根に至った時点で、悪魔と言われた科学者葛城巧は自意識過剰なヒーロー桐生戦兎になったのだろう。そんなわけで全部乗せ系最強フォームが今年もお目見え。地球を滅ぼすメソッドを変更したと思しきエボルトに立ち向かう。まだエボルトは仕込みを残してそうね。それは最後の関門かそれとも逆襲の契機か。


 『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』。快盗と警察の間をモチーフ通りにフラフラしてるように見えるある意味本作の要、グッドストライカーにスポット。その行動原理を垣間見せる。一方でやはり人間に使えるように改造されたルパンコレクションが何者かの意図によって「分配」されてるんじゃないかという疑惑をさらに強める何気に重要な回でもあった。コレクションは元々ギャングラーの出身地である異世界出自で、そしておそらくは逆にそこから盗み出されたもの。そうなるとギャングラーとはまた別の何者かがお話のラスボスになる可能性も出てくるわね。警察内部にまで事情を通じているらしきザミーゴの様子も相まって、謎の深まるEPなのだった。まぁ画的にはその性質上必ずやると思われたミキシング合体を実行したのがミソだろうね。

# Go cry Go。

 ああ、暑いねぇ。
 梅雨の足音も高くなってきた分湿気もしんどいねぇ。

 一年で最も過ごしづらい季節に立ち向かう勇気を、
 ヒーローたちは与えてくれるのか?


 というわけで日曜恒例・今週のレビュウ。


 『仮面ライダービルド』。番組開始以前からの仕込みが実り、遂にラスボス完成。そして偽りの人格「桐生戦兎」が戻ってこないままある意味全てを始めた男葛城巧が帰ってくる。その人格はしかし「悪魔」と呼ぶべきものではなく、根っこは戦兎と同じく科学のポジティブな側面を決して疑わないもの。記憶を失っただけで実際は葛城と戦兎の間に違うものは何一つないのかも知れない。一方で自身の目的をほぼ果たしたエボルトは結局今まで自分が利用してきたに過ぎない者たちを整理しにかかる。人間の持つ果てしない我欲我執の権化ともいえる難波を始末した彼は直接的に地球を滅ぼすことを中止。葛城とは逆に人間のネガティブな側面を加速させる方向に進み始める。悪意の権化として地上を地獄に変えにかかる宇宙の悪魔に、人の持つ光は抗いうるのか。人の叡智の光と闇の物語も最終章に突入。


 『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』。子供番組では扱いの難しい色恋沙汰エピソード。朴念仁圭一郎と彼に恋した女性のお話…に見せかけて、実は初美花が主役のEPだった。孤独さを友人に救われた経験を持つ彼女は誰よりも人が人を想うことに拘りがあるのだろう。失われた過去を取り戻したい想いは強くても、都合のいい夢を見ることはない。そこも何気にポイントなのかもね。さて2クール目も半ば。因縁の敵ザミーゴも動き出し、一波乱来そうな予感。

# 入れ替わり大作戦。

 今日は一寸ばかり遠出をしてまして。
 聊かお疲れなわけではありますが。

 それはさておきとりあえず今日のところはいつもの奴で。
 日曜恒例・ヒーロータイムレビュウ。


 『仮面ライダービルド』。主人公乗っ取りという前代未聞の暴挙に出たエボルト、それでも地球人類の諦めの悪さにイラつくの回。全ては思うままに進めているようで案外行き当たりばったりに見えなくもない文明破壊システムの思惑を、遂に人類の意地と根性が凌駕する。あるわけがないと高をくくっていた遺伝子の搾りカス万丈龍我の復活。それはこの悪辣な地球外生命体の掌から飛び出す第一歩なのか。とりあえずはその力さえも利用しての完全体エボルト出現。それは誰かに憑依していないと存在を保てない弱みを持っていたともいえるエボルトがそうではなくなってしまったことを意味するのか。そしてまだまだ続く主役喪失展開。悪魔の科学者と言われた男の復活は事態をどう動かすのか。何から何まで急転直下でもう考察さえも出来なくなってきたような。


 『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』。お約束の中身シャッフル回。役者さんの演技力を試す意味もある気がする怪人との入れ替わりパターンである。顔を隠して活動している快盗戦隊にしてみれば案外シャレにならないシチュエーションではあったわけで。クールなようで目的を果たす欲求は誰よりも強い透真の覚悟のほどを改めて示す意味もあった。絵面にさえ目を瞑れば熱いシーンの連続。ギャングラーに対するヘイトがより上昇するオチも秀逸で、この手のコメディEPとしてはなかなか楽しめたのだった。

# 悪役は悪辣ならこそ。

 真夏のような蒸し暑さになったかと思いきやすっと涼しくなってしまった週末。
 続く今日この日曜日はさわやかな五月晴れに。
 …本来五月晴れとは五月雨(梅雨の雨)の晴れ間を言うそうだが。

 つくづく蒸し暑いのはやだね、と来たるべき梅雨シーズンと夏に少々嫌気を覚えつつ、
 恒例・朝の特撮ヒーローレビュウである。


 『仮面ライダービルド』。パンドラボックスと全てのボトルがエボルトの手に渡り、すわ地球も一巻の終わりかと思いきや。「またか」という謎の一言と共にひとまず収拾する大異変。全ては計算通りって態度のエボルトも実は結構綱渡りをしてるのかも知れんね。そして力を振り絞るベルナージュにより再び箱とボトルは戦兎達の元に。それを用い、「人間の幸福のための科学」を信じて止まない桐生戦兎はそれに殉ずる覚悟で一手を打つ。…それさえも計略の内と嘯くエボルト、実はある意味戦兎達を誰よりも信頼しているとも言えるのかも知れんね。かくして前代未聞の「主人公がラスボスに乗っ取られる」という異常事態に進展。あれだけ執着していた万丈をあっさり手放すあたりもエボルトにも実は余裕がない事を意味してるのかも知れない(次回万丈変身できなくなるらしいのでもうハザードレベルを搾り尽したダシガラ状態なのかも知れんが)。一方で、制御するあてもなさげなパンドラボックスを楯に世界に対し天下布武をぶち上げる難波会長の様子にただ愚かと嗤えぬアイロニーを覚えたりもするのだった。


 『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』。警察戦隊壊滅寸前という事態に前回ほぼ目的は果たしてしまった快盗戦隊サイドがどう関わるのかがお話の鍵だと思ってはいたが、警察官としての身を挺しての使命感に魁利と初美花が少々あてられてしまうという展開に。きわめて私的な理由で戦っている快盗たちには真剣に世のため人のためをやってる様は少々眩しかった様子。これまで目的達成の邪魔でしかなかった警察戦隊を見る目が変わってくる契機になるのかもね。今回何気に気になったのはグッティーの「いつの間にかトリガー付に」という一言。コレクションの中のVSビークルに手を加えて快盗警察両側に「分配」してる何者かがいることを示唆してるのか。いやメタ的な意味でなく。

# プロフィール

A.V.S.&ドラティア

Author:A.V.S.&ドラティア
 脳味噌無駄遣い道を探求する共謀者たち・一退役兵とドラティアが関西辺境から世界を睥睨しつつ発信するためにならないブログ。

 旧『共謀空間』はこちら

# 分析生物飼育槽

# 投票ボタンなんだそうな。

blogram投票ボタン

# 最近の記事

# 月別アーカイブ

# ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

# 固定要素

ココに固定表示したい内容物