2017/05/28

裏切りの季節。

 信用とは、所詮守られるかどうかわからない約束に過ぎない。

 だから。相手を信用するより、徹底的に相手を分析して理解するほうがいい。

 -それがそう簡単には出来ないから、この世には裏切りの種が尽きないわけだけれども。


 そんなことに思いを巡らせつつ。
 裏切りの1時間となった、本日のヒーロータイム。


 『宇宙戦隊キュウレンジャー』。変わり果てた兄、スコルピオとスティンガーの再会。遂に明かされるその真意…なのか?今回のミソはスコルピオが一切「嘘は言っていない」点にあるんだな。ただその思惑の全貌を小出しにすることで弟と視聴者の目を欺く。かくしてその悪辣無比の本性を現したかに見えるスコルピオだが・・・果たしてこれでそのすべてをさらけ出したのだろうか。ここまで小出し小出しで「真意」を見せてきたら、まだもう一枚二枚皮被ってる様にも思えてしまう。果たしてこのまま「吐き気を催す邪悪」「憎むべき敵」で終わってしまう存在なのか。9人と言う大所帯戦隊、それでも色々と理由をつけてインアンドアウトを行う構成はなかなか巧妙。


 『仮面ライダーエグゼイド』。クソゲーに降臨した神運営壇正宗=クロノス。生命の尊厳という概念を度外視した怜悧な運営ではあるが、それに目をつぶれば至って合理的ではあるわけで。その点非常にやりづらい相手ではある。だが弄ばれると感じる者たちにとってはたまったものじゃない存在ではあるわけで。特に敵キャラ有利のゲーム環境で有頂天ぶっこいていたバグスター陣営にとっては生殺与奪権を握られる理不尽な状況に急転直下で転落したわけで。さらに医師本来の使命とは別のモチベーションを秘めていた飛彩はその立場の危うさに付け込まれて離反の憂き目に。想いの交錯こそ群像劇の真骨頂。無敵に見えるクロノスにも攻略の目が見えてきたということで事態はまた異なる方向に転がり始める。
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2017/05/21

クソゲーのクソ運営登場。

 毎日暑いねぇ。これでまだ5月だってことはあと4ヶ月は暑い暑いって言わなきゃならんかも知れないってことか。
 もう日本って四季じゃなく夏季と冬季の二季だけになるんじゃないか。

 天気の話をしながらも今日は日曜日。
 恒例・特撮レビュウ。


 『宇宙戦隊キュウレンジャー』。物語のキーアイテム探しの本編、久々に地球を飛び出しての宇宙戦隊の活躍は引っ込み思案でコミュ障気味の女の子に勇気を奮い起させるという古式ゆかしいお話。戦隊メンバー幼少のみぎりの頃に重ね合わせるというこれまた王道パターン。まぁそれよりも初めてバランスとセットじゃなくなったナーガの際限ないボケがちょっと気になったわけではあるが。一方でスティンガーは遂にカローと化した兄貴と遭遇。まだ割り切りれているとは到底言えない彼は変わり果てた兄の姿に何を思うのか。色々派手な面はあるけれど、お話的には奇を衒わず王道だね。


 『仮面ライダーエグゼイド』。人間とバグスターの生き残りゲーム仮面ライダークロニクル攻略局面もクライマックス、バグスター側有利の状況において遂に一致団結しての対応に臨むCR陣営。黎斗前社長がこれほど頼もしく見える日が来るとは誰が予想しただろうか。—だが。こちらこそ誰一人予想しなかった方向から状況をドラスティックに一変させる存在が投入される。それまで息子の暴走に巻き込まれた単なる被害者、ただの情報源としか見られてこなかった黎斗の父壇正宗。実は誰も想定していなかったレベルから状況を俯瞰し操作する者だったという。何の懸念もなく鼻歌交じりの余裕プレイで来ていたパラド達バグスター陣営、これでCRサイドと同等のレベルまで引き下げられた形に。集まるプレイヤーたちを人名やライダー名ですらなくゲームタイトルで呼ぶ当たりにそのスタンスを象徴される人間味のかけらも感じさせない時の神。またもや物語は先の見えない方向へ転がり始める。
2017/05/14

バックアップは大事。なのは確かだが。

 夏日が続きますがどうお過ごしですか。
 もう普通に夏でよくねこの時期。これで本番はもっと暑くなるとか勘弁。

 そんな日曜日。
 恒例・ヒーロータイムレビュウ。


 『宇宙戦隊キュウレンジャー』は本筋から離れての箸休め編。昭和特撮の香りさえ漂う全編ドタバタコメディ。自信喪失のガルを奮起させるEPで何気にいいことも言ってるんだがひたすら絵面が酷い。ガルが不運だとかじゃなくて大体司令のせいだってのがまた酷い。結局最初っから最後まで巫戯化っぱなしで考察系レビュウの入る余地などどこにもないのだった。構成上こういうのも入れなきゃならんのだろうなぁ。

 『仮面ライダーエグゼイド』。復活後いきなりやりたい放題の元社長壇黎斗、そのキャラを1ミリもぶれさせることなく主人公サイドと共闘を果たすというウルトラCを決める。つまりは彼もまた、失いたくないもの、失われると取り返しがつかないものを取り返そうと願ったということか。ゲームと違って取り返しがつかないというのなら、すべてゲームと同じにしてしまえばいい。生命と言うものの捉え方が永夢たちとは根本的に異なり決して相容れないのは変わらないものの、その願いはどこまでも真摯なのだろう。かくして。向いている方向は同じなのにスタンスはばらばらだった当初とは逆に、向いている方向があからさまに違うのに手段を同じくするという新たなチームが出来上がる。第3クール仮面ライダークロニクル編も絶好調。
2017/05/07

バックアップは大事。

 今年のGWも今日でおしまい。
 明日からはまた平常運転の日々が戻ってくる。

 5月病を拗らせて慢性化しないように頑張ろう。
 日曜恒例、ヒーロータイムだよ。


 『宇宙戦隊キュウレンジャー』。新たな幹部級のエネミー登場編。スティンガー登場回から引っ張った主任裏切り兄貴本格的に参戦。洗脳とかではなく弟のことも完璧に覚えていての闇堕ちのようにも見えるが、まだまだその真意が定かでないように見えるのはひとえにスティンガーが未だ兄の事を見限りきれていないが故か。彼は彼なりにすべてを敵に回してでも果たすべき目的があるようにも見える。それを果たしたのちに落とし前をつけることも覚悟のうえで。そんな兄にまみえるために、伝説の救世主の一因となった弟は確執を乗り越えた新たな相棒と共に往く。どうやらしばらくは11人中3人は別行動になる模様。次回からは…どうも箸休め回になるのかなぁ。


 『仮面ライダーエグゼイド』。遂に明かされた永夢とパラドの因縁。結局パラドは当初の目的通り永夢を最終ラウンドに引きずり出すことに成功し、元は反目しあっていた二人の先輩CR医は自身にはどうすることもできないとは感じつつもこの過酷な運命に晒された研修医を見捨てられない。そして彼に救われたと感じるポッピーはわずかな手掛かりを信じて壇黎斗の遺産を手にする…が、それがまさか状況をあらゆる意味でひっくり返すジョーカーを呼び戻すことになるとは。かくして現実に舞い戻った自称ゲームマスター。永夢の危急を凌ぐことは出来たものの、お話の混迷度は増す一方。役者さんの役作りに脚本と演出が乗っかって、もうどういう顔してみればいいかわからない有様に。本当に先が読めない展開になって来た3クール目。
2017/04/30

Innocent sin.

 全国のみなさーん!黄金週間満喫してますかー!

 今日も死んだ魚の目で出勤していったドラティアとともにお送りするニチアサヒーローレビュウ始まるよー!!


 『宇宙戦隊キュウレンジャー』。宇宙一の強運男ラッキー。それはある意味不幸な境遇から目を背けるための自己暗示のようなものだった。…まぁ何となく察するところではあったな。運任せでへらへらと生きてきた奴にしては結構言うことが重かったし。そのポジティブシンキングが追っつかなくなったことなんて今までにもあっただろうに、今回殊更に落ち込んでしまったのはひとえに伝説の救世主なんて大それたものになってしまった重圧ゆえか。だがキュウレンジャーとなって変わったもう一つのこと。ともに戦う仲間が出来たことが復帰の切っ掛けになるのも戦隊もののお約束。ただ棚ボタで降ってくる幸運ではなく、自ら力づくで引き寄せる強運で難敵を退ける。その出自にはまだ謎を残したラッキーだが、これも何らかの伏線になりそうね。


 『仮面ライダーエグゼイド』。全てをゲームとして弄ぶバグスター・パラドその戦慄の正体。それは少年時代の永夢の「いつでもゲームで対戦できる友達が欲しい」という無邪気な願望が生み出した存在。その願望を最悪の形で叶えるべく、それだけのためにこの「逆説」の名を持つウィルスはこの世全てをゲームフィールドに変えようとしている。敵なるものと出自が同じと言うのが仮面ライダーの基幹ではあるが、これほど壮絶な形でそれが顕れたのは空前絶後。かくして誕生する最強最悪のゲーマライダー。事態は悪化の一途をたどるようだが、これまた意外にも打開の糸口をつかんだのは前回CRに復帰したポッピーピポパポ。どうやら彼女の感染者とは壇黎斗の縁者だったようで。それを食いつぶして生まれた彼女を自身の計画に組み込んだ前社長の心理とは如何なるものだったのか。近しい人さえ利用するほどに荒んでいたのか、それとも。

A.V.S.&ドラティア

 脳味噌無駄遣い道を探求する共謀者たち・一退役兵とドラティアが関西辺境から世界を睥睨しつつ発信するためにならないブログ。

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