さよなら物質世界。

 戦後70年の節目といわれる年も残すところカレンダー1枚となった折に、訃報がひとつ飛び込んでくる。 そう、このブログでも何度か取り上げた事のある漫画界の大御所、水木しげる氏。 地獄の南方戦線を生き抜き、激動の戦後昭和の辛酸を舐め尽くした生き証人でもあったかの偉大なるクリエーターが、よりによってこの年に「もういいだろう」とでも言うように肉体を捨て、愛して止まぬ霊異の世界に旅立ってしまわれた。 基本的...

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もの作るってレベルじゃねぇ。

  ・・・この奥付を見ただけでも何の冗談かと思ってしまっても致し方あるまい・・・ そんなわけで。 日本出版界でも最大級のバッドジョークなんじゃないかとも思われるこのコミックが、 ようやく発売の運びとなった。 ―新刊が出ただけでネタになるという時点ですでに冗談だよ!! そんなわけで。 「作者の我儘は何処まで許されるのか」というチキンレースを天下の角川お墨付きでやらかしているんじゃないかと言う本作。 ...

版元公認我儘。

 聞くところによると。 某日本何時終わるんだ三大コンテンツ系コミックのひとつの第13巻が来月発売に決定したそうだ。 この作品の連載がアニメ誌上で始まったのが実に30年以上前。  そして。前巻がリリースされたのが 9 年 前 である。 こんなアホ臭いペースで尚も続いているコンテンツは多分、他にはない。 同人作家でもまだマシなことすると思うよ? 本来金取ってすることじゃねぇってレベルの事が罷り通ってる...

表と裏。

 とある筋から聞いてきた、とか言って。 家族が某「古代ローマの浴場設計技師が現代日本の風呂にタイムスリップしてくる」漫画を読んでみたいというので、買って来た。 (何となく検索に引っかかりたくないのでタイトルは書かない) 映画化までされたのに原作者にはさして金が入ってこない、とかいう事実でも話題になったタイトルである。 だがまぁ、このタイトルのお陰でかの原作者も相当に露出するようになった感じね。 中...

ジェネレーションギャップ・・・?

 ―何となく、タイトル名は伏せるが。 もう20年以上前に刊行されたとある架空戦史スペクタクル小説が、 昨今最も人気の漫画家の一人によってコミカライズされている。 リバイバルなんて最近珍しくも無いが、 ネットを回ってると原作小説を知らず最近このコミックでタイトルを知ったと言う人の感想なんかも見かけ、 やはりというか、原作読んだ当時の自分とは全く違う印象を受けているものだなと思うわけだ。 まぁメディアの...