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共謀空間FC

とりあえず、相手をぶん殴ろうってとこから出発するのが人間の悪いクセ。

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さよなら物質世界。

 戦後70年の節目といわれる年も残すところカレンダー1枚となった折に、訃報がひとつ飛び込んでくる。


 そう、このブログでも何度か取り上げた事のある漫画界の大御所、水木しげる氏。
 地獄の南方戦線を生き抜き、激動の戦後昭和の辛酸を舐め尽くした生き証人でもあったかの偉大なるクリエーターが、よりによってこの年に「もういいだろう」とでも言うように肉体を捨て、愛して止まぬ霊異の世界に旅立ってしまわれた。

 基本的に「人は死んだらそれっきり。死後の世界なんてどこにもない」と考えている性質なのだが、
 この人ばかりは何だか「在り方がちょっと変わっただけ」って気がするね。


 恐らくは、人と人間社会の暗黒面など嫌というほど見続けたであろうかの御仁。
 だが同時に、その闇に潜み蠢くものたちを深く愛してもいた。
 古来の妖怪絵師たちの仕事を引き継ぐように、また新たに人の心の闇が生み出す異形に形を与え続けた、それは浮世離れしているようで実は人の心に寄り添い続けたということであろう所業。

 その仕事が現世にあっては途切れてしまう事はさびしいが、不思議と悲しくはない。
 だからお別れなど言わない。ただこの機に、そう思わせてくれるような偉業を遺してくれた創造者に、ささやかながら感謝の意を。
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2015/12/01 [23:18]
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もの作るってレベルじゃねぇ。

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 ・・・この奥付を見ただけでも何の冗談かと思ってしまっても致し方あるまい・・・

 そんなわけで。
 日本出版界でも最大級のバッドジョークなんじゃないかとも思われるこのコミックが、
 ようやく発売の運びとなった。

 ―新刊が出ただけでネタになるという時点ですでに冗談だよ!!

 そんなわけで。
 「作者の我儘は何処まで許されるのか」というチキンレースを天下の角川お墨付きでやらかしているんじゃないかと言う本作。
 内容もお話自体は9年のブランクなどなかったかのように何食わぬ顔で続いている一方固有名詞やデザインを根本から変えてしまっているというもはや冒険と呼ぶのもアホらしくなってくるようなことをしてしまっている。
 「これはアレのことだな」とかいちいち脳内で参照しながらじゃないと読めないなんて、続きものでは絶対やっちゃいけないことなんじゃないだろうか。

 やっぱりね。
 もの作って人に売って金取る以上、それなりの緊張感って要るんじゃないかと思うのよ。
 もうノベルティだけで食っていけるようになってしまうと、クリエーターって終わりなんじゃないか。

 まぁ、これは極端なモデルケースだと考えたほうがいいのかもしれない。他に例がないし。
 そう思っていれば、しょうがないから付き合おうかって気にもなるさね。何か騙されてる気もするけど。
 
2015/08/08 [23:47]
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版元公認我儘。

 聞くところによると。
 某日本何時終わるんだ三大コンテンツ系コミックのひとつの第13巻が来月発売に決定したそうだ。

 この作品の連載がアニメ誌上で始まったのが実に30年以上前。
 
 そして。前巻がリリースされたのが 9 年 前 である。


 こんなアホ臭いペースで尚も続いているコンテンツは多分、他にはない。
 同人作家でもまだマシなことすると思うよ?


 本来金取ってすることじゃねぇってレベルの事が罷り通ってるってのは、
 ある意味、一種のモデルケースなのではないだろうか。
 才能はまぁあるんだろうけれどこだわりの強いクリエーターの好き勝手にやらせて商売が成り立つかどうか、という。

 ・・・まぁ実際、もう何もしなくてもノベルティだけで食っていけるのがかのクリエーターの実情かもしれない。
 凡そ創作者と言われる人種のひとつの理想を極めているのがかの御仁なんじゃないだろうか。

 事実、他の誰にも真似できないヴィジュアルを作り出す人ではある。
 同系のコンテンツに与えた影響は計り知れない。

 それを野放しにした結果がこれである。呆れ果てるぐらいの事はさせてもらおう。
2015/07/10 [23:41]
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表と裏。

 とある筋から聞いてきた、とか言って。
 家族が某「古代ローマの浴場設計技師が現代日本の風呂にタイムスリップしてくる」漫画を読んでみたいというので、買って来た。
 (何となく検索に引っかかりたくないのでタイトルは書かない)

 映画化までされたのに原作者にはさして金が入ってこない、とかいう事実でも話題になったタイトルである。
 だがまぁ、このタイトルのお陰でかの原作者も相当に露出するようになった感じね。
 中々波乱万丈な人生を送っていてそれだけでお話になるような御仁だが。

 「しょーもないことにも異様な情熱を注ぐ日本人の姿」を風刺する意図で描いた、という原作者だが、
 「日本人って凄い!!」って感想が多く集まるのが結構意外だった、と述べている。
 (個人的には千年以上未来の産物を正確に理解して再現できる主人公のほうがよっぽど凄いと思うが)

 これは結局、描く人と見る人のある意味での「格」の違いから来る見解の相違なんだろうね。

 若い頃から海外を渡り歩き日本を「外側」から見る機会にも恵まれた人と、
 日本の外側のことなど偏向した情報でしか知りようもない人とでは、
 同じモノを見るにも、温度差は出てくるのだろうよ。
2015/06/17 [23:45]
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ジェネレーションギャップ・・・?

 ―何となく、タイトル名は伏せるが。
 もう20年以上前に刊行されたとある架空戦史スペクタクル小説が、
 昨今最も人気の漫画家の一人によってコミカライズされている。

 リバイバルなんて最近珍しくも無いが、
 ネットを回ってると原作小説を知らず最近このコミックでタイトルを知ったと言う人の感想なんかも見かけ、
 やはりというか、原作読んだ当時の自分とは全く違う印象を受けているものだなと思うわけだ。
 まぁメディアの違いというのもあるだろうけれど。

 当のコミカライズは連載が始まって結構経つのに未だ原作1巻の半分程度までしか進んでいないと言うスローペースだが、
 その分かなり濃厚な描写で描かれている。
 主人公の成長が主眼に置かれる作品なので、
 当代の読者の印象もどのように変わって行くものか興味深いところではある。
2014/04/25 [23:06]
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