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共謀空間FC

この世の誰も彼もが、「〇〇日後に死ぬ××」。

文字で聞く音楽。

 非常に今さらではあるのだが、
 今、この本を読んでいる。

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 …いや滅茶苦茶面白れぇなこれ!
 直木賞本屋大賞同時受賞も納得の一篇だよ。

 ジャンル問わず音楽を、本格的ではなくともいくらかは楽譜を読んだ経験のある身にはいろんなものが刺さってくる内容。
 無音の文字の羅列だけで「音楽」を聴かせる表現力、
 少々ラディカルな生き物であるアーティストという人種の内面を凡愚な読者にも垣間見せる切り込み。


 時間を忘れて本を読み進めるなんていつ以来だろうか?


 話題性抜きにしても、何か自分の感性にピタッと来た一冊。
 そんなのに出会えるのはやはり気持ちがいいものだ。
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評価修正。

 個人的に国産三大終わりの見えないコミックに数えているタイトルの一つ。
 その最新刊がこの度刊行。

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 ……甚だ信じがたいことに、
 前巻発売から2年経ってない!!?


 …その上。
 もうほとんどシェフの気まぐれ掲載程度になってる某狂戦士マンガや、
 もはや作者が失踪しているとしか思えない某強殖装甲マンガと違い、
 ここ数年全く途切れずに連載が続いている!!??

 何やら気持ち悪いものすらも覚えつつ、
 もう30年来の付き合いになるタイトルの新刊に素直に喜ぶのだった。

 ・・・・・お話はもうなんやかんやが交錯しまくって流し読んだだけじゃさっぱりわけわかめだけどな!
 作者自身ちゃんとプロセッションしてるんだろうかこれ。

旅はまだ、終わらない。

 前にも書いたが基本コミック誌は買ってまで読まない性質である。
 ゆえにコンテンツ系趣味を持つ身としては極端に漫画本の所蔵が少ないのだが。

 そんな我が購読している数少ないタイトルの一つがこの初夏ごろ連載終了し、
 先月コミックスも最終巻が発売された。

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 足掛け13年に及ぶ連載で単行本が7冊。
 いわゆるビジュアル系4コマとしては細く長く続いたタイトルではあったが。

 いやいや。
 つづられた物語、登場した人々のほぼすべてがきれいに一繋がりになり、見事にまとまるという実に良くできたラストだった。
 この手のコミックでは空前絶後なくらい。

 感想など書き出すときりがないので割愛するが。
 また最初から通して読んでみたい。買い続けてよかったと思う作品にこの歳になって出会うことができたことに、一言感謝を。

異端者の終焉。

 最近どういうわけかとある少女漫画家が某朝ドラで取り沙汰されている。
 何であそこで実在の作家の作品群を取り上げたのか。そもあの作家はホントにトヨエツみたいな変人なのか。


 さておき。


 白泉社の看板雑誌のひとつ『花とゆめ』が、
 近々休刊するという話を聞いた。


 いわゆる少女漫画雑誌の中では一風変わった性格を持っていたと思われるタイトル。
 和田慎二、柴田昌弘、魔夜峰央といった明らかに他とは毛色の違う作家も多数起用し、「少女漫画」という定義を超えたボーダーレスな雑誌であったように思う。

 出版界冬の時代などと言われるが、
 もうこれ明ける当てのない氷河期みたいなもんなんじゃないかねぇ。

 ただでさえ昭和のアイコン的存在だったヒトやモノが次々消えてゆく昨今。
 これから来たるべき時代に漠然とした不安じみた物すら覚える旧人類である。

また遠くなるあの日。

 今の子供がどうかはともかく。
 小さいころ慣れ親しんだ絵本と言うのは幾つになっても忘れ難いもの。

 我にとってのそんな絵本の作家さんの一人、
 加古里子氏が逝去されたとのこと。享年92歳。

 可愛らしい絵柄でもってそこはかとなく社会の仕組みを垣間見せたり、
 健康や科学をテーマにしたりと、
 学者としての側面を持つだけにただ楽しいだけではない絵本を描く方だった。

 恐らくは、我がものの見方の形成に一役買ったであろう作家さんの逝去に、ただ黙祷。

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